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会社員の7割以上が睡眠に不満、約8割が仕事中に眠気キャリアニュース(1/3 ページ)

ニューロスペースが「睡眠」に関する調査結果を発表した。会社員の7割以上が睡眠に不満を持っており、約8割が仕事中に眠気を感じていた。

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 SleepTech(スリープテック:テクノロジーで人々の睡眠課題を解決する)事業を展開するニューロスペースは、2019年1月21日、働く人の「睡眠」に関する調査結果を発表した。

 調査対象は都内の日勤企業に勤務する男女で、504名から有効回答が得られた。まず、「睡眠に対する満足度」を尋ねたところ、「全く満足していない」が14%、「あまり満足していない」が60%で、合計74%が睡眠に満足していないと回答した。

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睡眠に対する満足度(クリックで拡大) 出典:ニューロスペース

 仕事などの制約がない場合に確保したい理想の睡眠時間と実際の睡眠時間については、理想の睡眠時間が平均7.37時間だったのに対し、実際の睡眠時間は平均6.18時間。1.2時間の差があった。

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理想の睡眠時間と実際の睡眠時間の時間別割合(クリックで拡大) 出典:ニューロスペース

 次に、睡眠を妨げる原因を尋ねた。その結果、「仕事による帰宅の遅さ」(33%)が最も多かった。続いて「ベッドでのスマホ」(21%)、「通勤時間」(18%)となっている。

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睡眠を妨げる原因(クリックで拡大) 出典:ニューロスペース

約8割が仕事中に眠気を感じていると回答

 仕事中に眠気を感じることがあるかを尋ねた質問では、「ほとんどない」が24%で残りの約8割は仕事中に眠気を感じていることが分かった。その内訳は「毎日」が15%、「週に3回以上」14%、「週に1、2回」47%となっており、約3割の人が週3回以上仕事中に眠気を感じていた。

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仕事中に眠気を感じる頻度(クリックで拡大) 出典:ニューロスペース

 眠気を感じる時間帯で多かったのは「13時〜14時」「14時〜15時」で、ともに33%だった。「午前中」(15%)、「15時以降」(13%)という回答もあり、13〜15時の時間帯に加え、午前中や15時以降も眠気を感じていることが分かった。

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眠気を感じる時間帯(クリックで拡大) 出典:ニューロスペース

 また、眠気による仕事への影響を尋ねたところ、「業務効率の低下」が最も多く、約6割が回答した。

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眠気による仕事への影響(クリックで拡大) 出典:ニューロスペース

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