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マツダがメンターの電装設計ソフトを採用、ミス予防やコスト削減に製造IT導入事例

シーメンスPLMソフトウェアは、メンターの電装設計ソフトウェアスイート「Capital」をマツダが採用したと発表した。

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 シーメンスPLMソフトウェアは2019年8月2日、同社傘下のメンター・グラフィックス(Mentor Graphics)の電装設計ソフトウェアスイート「Capital」をマツダが採用したと発表した。

 マツダでは、車両プラットフォーム全体の電気電子システム(E/E)システムのモデルベースジェネレーティブ設計にCapitalを使用。同ソフトウェアの自動生成型ジェネレーティブ設計フローが、マツダの車両プラットフォーム全体にわたる設計の複雑性に対応し、変更管理をサポートする。これによりミスの発生を抑え、コスト削減にもつながっているという。

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「Capital」活用イメージ(クリックで拡大) 出典:シーメンスPLMソフトウェア

 自動車業界では電動パワートレインや自動運転などの大規模システム開発が増加しており、安全かつ効率の良いE/Eシステムの開発が求められている。それに対応した自動車の電装設計は、これまでとは違った新しいアーキテクチャーに基づいているため、複雑な設計が必要になる。

 Capitalは、コストや重量、ネットワーク帯域幅の使用率などのターゲット基準に対するフィードバックをリアルタイムで提示できる。これによって設計者は、複数の設計アプローチが検討可能になる。また、さまざまなシミュレーション機能や検証機能も搭載する。

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