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エッジに乗り出すレノボ、0〜50℃の環境でも動くゲートウェイやサーバを発表製造業IoT(2/2 ページ)

レノボ・ジャパンは2019年7月16日、プライベートイベント「Transfrom 3.0」を開催し、小型エッジPC「ThinkCentre M90n-1 Nano IoT」を同日に発売すると発表した。

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0〜55℃の環境で動作するXeon D搭載サーバ、GPU搭載もサポート

 エッジコンピューティングでは「高温や粉じん、物理的な衝撃など厳しい外部環境や、IT管理者の不在、有線通信がない現場への対応といったチャレンジがある」(金地氏)とするが、ThinkSystem SE350では0〜55℃までの外気温度、防じん、30Gまでの耐衝撃、3Gまでの耐振動など堅牢(けんろう)性に優れたエッジサーバとして開発が進められている。


エッジコンピューティング機器が直面するチャレンジ(クリックで拡大)

 同製品は省スペースな筐体設計となっており、標準的な1Uサーバサイズから半分となる横幅を実現した。ラックに2台並べて設置することも可能で、壁や縦置きにマウントするためのオプションも用意される。

 性能面では、CPUにインテル Xeon D2100シリーズをサポートし、M.2 SSDやNVIDIAのT4 GPUを搭載することも可能だ。GPUを搭載した場合においても上述の堅牢性は維持できるという。また、通信ではイーサネットの他、Wi-FiやLTEといった無線ネットワークを内蔵可能とするとし、5G対応も検討しているとする。

左:ThinkSystem SE350の概要 右:ThinkSystem SE350の開発コンセプト(クリックで拡大)

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