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ウフルと石油元売り大手、IoTの共同研究開発を推進製造マネジメントニュース

ウフルは、昭和シェル石油とIoT分野での共同研究開発を推進する。両社はサブスクリプション型のサービスとして、見守り防犯ブザー「ソラモリ」を共同で研究開発し、2019年中に実証実験を開始する予定だ。

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 ウフルは2019年3月27日、昭和シェル石油(現:出光昭和シェル)とIoT(モノのインターネット)分野での共同研究開発を推進すると発表した。

 現在、IoTデバイスの電源確保が産業IoTを推進する事業者にとっての最重要課題の1つとなっている。昭和シェル石油は子会社のソーラーフロンティアが製造するCIS太陽電池技術を基に、電源問題を解決する技術実用化の第一歩としてウフルとの共同研究開発に至った。

 さらに、昭和シェル石油はCIS太陽電池とIoTを組み合わせたソーラーセンサー事業を新たに立ち上げ、共同研究開発のパートナーとしてウフルを選定。両社はサブスクリプション型のサービスとして、見守り防犯ブザー「ソラモリ」を共同で研究開発し、2019年中に実証実験を開始する予定だ。

 ソラモリは小学生向けの防犯ブザーだ。GPSによる位置情報確認や、スタンプを使った会話による登下校時の不安の解消が可能。CIS太陽電池が搭載されているため充電の必要がなく、緊急時でもバッテリーや通信が切れる心配がない。

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ソラモリの使用イメージ(クリックで拡大) 出典:ウフル

 さらに、ソラモリは通信方式としてLTE Cat.M1を使用し、ディスプレイとして電子ペーパーを用いるなど、低消費電力で動作する仕組みを用いている。

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