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不正を犯す現場では何が起きているのかモノづくり総合版メルマガ 編集後記

不適切検査が相次ぐ日本製造業。現場は厳しいプレッシャーにさらされています。

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 この記事は、2019年2月28日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


不正を犯す現場では何が起きているのか

 不適切検査など品質保証に対する懸念が相次ぐ日本製造業。2019年3月5日にもIHIと三菱電機グループで新たに不適切行為が発覚しました。

関連記事:IHI、民間航空機エンジン整備事業で無資格者が検査

関連記事:三菱電機グループ、品質保証の不適切行為が新たに判明

 これら不適切検査やその他の企業不祥事では、その発生原因としてほぼ必ず「コンプライアンス意識の欠如」「コーポレートガバナンスの不全」といった要素が挙げられます。一方で、不適切検査に関する取材や調査報告書の精読を進めていくうちに、どうもこれらの言葉でまとめるには非常に難しい、危機的な現場の状況が浮かび上がってきました。

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