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SAS Japanの2019年ビジネス戦略、製造業の品質管理などを支援製造マネジメントニュース

SAS Institute Japanは、2019年度のビジネス戦略を発表した。「コアビジネス領域の成長」「カスタマーリレーションの強化」「将来へ準備と社会への貢献」の3点を軸に事業を推進する。

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 SAS Institute Japanは2019年2月5日、「コアビジネス領域の成長」「カスタマーリレーションの強化」「将来へ準備と社会への貢献」という3点を軸にした、2019年度のビジネス戦略を発表した。

 コアビジネス領域では、製造業における品質管理と製造プロセスの革新、R&D(研究開発)領域でのアナリティクスおよび最適化への取り組みを強化する。また、同社のアナリティクスプラットフォーム「Enterprise Open Analytics Platform」の導入を推進する。

 中でも製造業のR&D領域については、AI(人工知能)を用いて大量データの相互依存関係を分析し、新素材や新製品を生み出す設計因子の探索時間短縮を目指す。このマテリアルズインフォマティクスにより、新領域でのアナリティクスによるイノベーションを推進する。

 カスタマーリレーションでは、プロダクトセールスとコンサルティングサービスの連携強化を図り、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援する。併せて、顧客のアナリティクス戦略に対応した各種クラウドサービスなどを展開する。

 さらに、将来を見据えた取り組みとして、今年度も引き続き人材育成支援を行う。具体的には、子ども向けデータサイエンスやプログラミング教育関連のイベント、大学と共同実施する「データサイエンススキル認定」制度などを通じて、データサイエンティストコミュニティへの貢献を強化する。

 また、データアナリティクスによって社会的な課題を解決する「Data for Good」の取り組みも強化。大学での医療画像診断研究や循環器疾病予防研究などへの支援、学生によるData for Goodコミュニティの設立などを進める。

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