この記事は、2019年2月1日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
品質の、謝罪会見、もう嫌だ
MONOistが、というより筆者が個人的に大好きで応援しているオプテックス・エフエーの「現場川柳」コンテストの2018年度の受賞作品が発表されました。第5回となる今回の大賞はミス現場さんの「5カ国語、タダで学べる、我が現場」が選ばれています。大賞には選ばれなかった作品でも「試作品 動かなくても 宝物」(烏蘭さん)や「台風に 納期遅延を 助けられ」(入社五年目さん)など現場の悲哀や喜びを感じられる作品が数多く選ばれておりますので、ぜひチェックしてみてください※)。
※)関連記事:「5カ国語、タダで学べる、我が現場」――第5回 現場川柳大賞が決定!
さて、この現場川柳ですが、流行などその年ならではの雰囲気を感じられる点も魅力となっているのですが、第5回の傾向として少し気になったのが、タイトルにもしました「品質不正問題」を感じさせる作品がいくつか入ったことです。
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