「最近は、検査も妻も、非接触」――第1回 現場川柳 大賞が決定!:FAニュース
オプテックスFAは、2014年10月3日〜11月30日まで募集していた「現場川柳」の受賞作品を決定し、発表した。
産業用センサーメーカーのオプテックス・エフエーは、10月3日が「センサー(1003)の日」であることに掛け、「第1回 現場川柳」コンテストを開催。2014年10月3日〜11月30日まで作品を募集していたが、このほど受賞作品を決定し、2015年1月15日に発表した。
オプテックス・エフエーでは、センサーの日に掛け、毎年10月にFA用センサーに関する啓蒙企画を実施している。2014年の企画として、「よくわかる光電センサーハンドブック」の無料配布や、変位センサー、画像センサーのキャンペーンなどと併せて行ったのが、現場川柳のコンテストだ(関連記事:製造現場にまつわる「FA現場川柳」の募集を開始――オプテックスFA)。
現場川柳は、モノづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業などのあらゆる“現場”にまつわるエピソードを五・七・五で表現したもの。第1回の応募作品総数は2485作品となり、社内選考委員とともに、元エンジニア漫画家の見ル野栄司氏を特別選考委員に招き、大賞(1作品)、優秀賞(2作品)、センサの日賞(1作品)、入賞(11作品)を選出した。大賞、優秀賞、センサの日賞に選ばれたのは以下の通り。
大賞「最近は、検査も妻も、非接触」
優秀賞「赤ランプ、顔は青ざめ、声黄色」
優秀賞「見て盗め、言った上司に、盗まれる」
センサの日賞「容赦なく、不良をハネる、君が好き」
その他の入賞作品は以下のようになっている。
- 工場で、道を尋ねる、ライン長(三重県、Aitaさん)
- 気まぐれに、顔出す社長が、危険物(兵庫県、かりんさん)
- ネジひとつ、余った理由に、一週間(岐阜県、泣き虫太郎さん)
- 「だいたい」が、ミクロン単位、現場流(愛知県、ふくのきさん)
- デジタルが、絡むと突然、黙るボス(埼玉県、ききパパさん)
- 七転び、会社のソファーで、八時起き(京都府、ユメこぶたさん)
- えらい人、来るたび止まる、我がライン(滋賀県、プリマスさん)
- 街角で、メイドイン俺、すれ違う(滋賀県、しいまさん)
- 妻よりも、検査装置が、愛おしい(東京都、犀川一郎さん)
- 営業は、無理を聞いては、無茶を言う(大阪府、おさぼうさん)
- 段取りに、手こずり2時間、加工5分(三重県フクロウオオカミさん)
同社では第1回の応募作品の傾向として「現場にいない上司を揶揄(やゆ)する“上司ネタ”が多かった一方で、現場のパートナーである検査装置やロボットを親しみを込めて擬人化する作品が多く見受けられ、自動化が進むモノづくり現場を象徴する結果となった」とコメントしている。
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