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住友重機械で不適切検査、半導体製造装置部品や大型減速機が対象製造マネジメントニュース

住友重機械工業は2019年1月24日、同社と同社子会社の住友重機械搬送システム、住友重機械ギヤボックス、住友重機械精機販売の製品とサービスで不適切な検査があったと発表した。

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 住友重機械工業は2019年1月24日、同社と同社子会社の住友重機械搬送システム、住友重機械ギヤボックス、住友重機械精機販売の製品とサービスで不適切な検査があったと発表した。

 対象となる製品と不適切検査の件数は半導体組立工程のオートモールド装置に用いられる封止プレスが214件、動く歩道の定期検査サービスが4件、発電設備等に用いられる大型減速機が41件、スキーリフト等の駆動装置等に用いられる減速機のオーバーホールサービスが29件。

 今回発表した不適切検査では、以下の事案があった。

  • 無資格者による検査や検査を行っていない有資格者を検査者として定期検査報告書に記載(動く歩道の定期検査サービス)
  • 定期検査報告書に実際の検査結果と異なる内容を記載(動く歩道の定期検査サービス)
  • 顧客規定の検査条件と異なる検査データを検査成績書に記載(大型減速機)
  • 検査の未実施(封止プレス)
  • 検査値を改ざんして試験成績書に記載(封止プレス)
  • 検査実測値を社内基準値内に書き換えて検査成績書に記載(減速機のオーバーホール)

 現時点で不適切検査に起因した不具合の発生は確認されていないという。

 住友重機械工業は2019年1月24日の15時より記者会見を開き、不適切検査の詳細について説明する予定だ。

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