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自動車業界の要求品質で検査工程を自動化する2D寸法外観検査装置FAニュース

オムロンは、車載部品の検査工程を自動化する2D寸法外観検査装置「VT-M121」を発売する。寸法検査とキズなどの欠陥を見る外観検査を自動車業界の要求品質で実行し、車載部品の検査工程の自動化に貢献する。

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 オムロンは2018年12月3日、車載部品の検査工程を自動化する2D寸法外観検査装置「VT-M121」を発売すると発表した。同月より出荷を開始する。

 VT-M121は、寸法検査とキズやクラックなどの欠陥を見る外観検査を同時に実行する。自動車業界の要求品質基準での全数検査が可能で、これまで目視による抜き取り検査で行われていた車載部品の検査工程の自動化に貢献する。

 照射光の色や角度を自在に調整できる「MDMC照明」を採用した高性能画像処理システム「FH」シリーズが、これまで人の目でしか捉えられなかった欠陥などを検出。さらに、シーケンス制御とモーション制御を統合した「NJ」シリーズの制振制御技術がカメラの移動時に生じる揺れを最小化することで、高速かつ高精度な自動検査を実施する。

 自動車業界の要求品質を満たす寸法検査と外観検査の同時検査により、抜き取り検査では対応できなかった全数保証と検査情報の蓄積、管理を可能にする。

 外形寸法は、910×1233×1600mmで質量は約500kg、電源定格はAC200〜240V(単相)だ。

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2D寸法外観検査装置「VT-M121」 出典:オムロン

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