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ナレッジ共有の最適化に、クボタがグローバルPLMシステムを採用:製造IT導入事例
Arasは、クボタがプロジェクト管理や技術文書作成、ドキュメント管理などのナレッジ共有のために、同社のPLM(プロダクトライフサイクルマネジメント)プラットフォームを採用したと発表した。まずは、技術部門間の情報共有を中心としてシステムを導入する。
Arasは2018年11月13日、農業機械メーカーのクボタが、プロジェクト管理や技術文書作成、ドキュメント管理などのナレッジ共有のために、同社のPLM(プロダクトライフサイクルマネジメント)プラットフォームを採用したと発表した。
クボタはこれまで、既存のシステムや紙ベースの業務プロセス、Excelスプレッドシートなどを活用してプロジェクト管理などを行ってきた。しかし、ビジネスを効率化するため、製品開発プロセスをサポートしながら、グローバル全体でエンジニアリングナレッジを蓄積し、将来の設計作業にも対応するグローバルPLMシステムを要していた。
こうした背景から今回、柔軟なアーキテクチャ、拡張性、アップグレード性を備えるArasのPLMプラットフォームを採用。また、サブスクリプションモデルや最新のプロジェクト管理機能、Aras開発チームの迅速な対応なども評価したという。
導入プロジェクトの初期段階では、まず技術部門間の情報共有を中心としてシステムを導入する。その後、各種文書類の統合管理とプロジェクト管理に展開する予定だ。
クボタは、ArasのPLMプラットフォームを活用することで、エンジニアリングの技術的知識を集中化して技術情報を文書化し、グローバルな製品開発組織全体で知識を最大化できると見込んでいる。
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