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自動車/産業機械のグローバルサプライヤーがPLMソフトを採用:製造IT導入事例
米Arasは、同社のPLMソフトウェア「Aras Innovator」を、自動車/産業機械の総合サプライヤー独Schaefflerグループが採用したと発表した。
米Arasは2017年2月7日、PLMソフトウェア「Aras Innovator」を、独Schaefflerグループが採用したと発表した。Schaefflerは、自動車および産業機械の総合サプライヤー。2万ユーザーが利用する同社のエンジニアリングコックピットに、Aras Innovatorを採用する。
Schaefflerでは、Aras Innovatorの採用により、製品エンジニアリング領域において、全社的な変更プロセスや設定の管理が可能になるソリューションを6カ月以内に構築できる。また、製品データ、エンジニアリングプロセスについて、サプライヤーチェーン全体で部門を横断して連携できるようになる。SAP、PTC Windchillといったエンタープライズシステムとの統合も可能だ。
Schaefflerでは、同社のエンジニアリングコックピットに対する要件を満たし、製品ライフサイクルに適合したタスクを全てサポートできる、柔軟性や拡張性に優れたエンジニアリングプラットフォームを探していたという。
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