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組み込み/車載機器向けHMI開発ツールの最新版、3D描画機能などを強化組み込み開発ニュース

エイチアイは、組み込み/車載機器向けHMI開発ツールの最新版「exbeans UI Conductor(UI Conductor)V1.9.0」を発表した。新たに「ビューモデル」をサポートした他、「ビューステートエディタ」機能などを実装した。

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 エイチアイは2018年11月12日、組み込み/車載機器向けHMI開発ツールの最新版「exbeans UI Conductor(UI Conductor)V1.9.0」を発表した。新たに「ビューモデル」をサポートした他、「ビューステートエディタ」機能などを実装。また、3D描画機能を強化した。

 UI Conductorは、PC上でプレビューして確認しながら、画面、UIパーツ、アニメーション動作、組み込みアプリケーションと協調したインタラクションを設計・開発できる。組み込み機器のランタイム上でも動作し、HMIの開発を支援する。

 最新版に追加したビューモデルでは、組み込みアプリとUIの共通変数保持や、UIパーツへの結び付けに対応。共有変数を保持することで、UIパーツの持つ設定情報とひも付け、連動した動作ができる。変数操作により、UIパーツの設定変更やアニメーション操作もできる。

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HMI開発ツール「exbeans UI Conductor」の使用イメージ(クリックで拡大) 出典:エイチアイ

 専用のビューステートエディタでは、組み込みアプリからビューステートメッセージを送信し、視覚的に画面遷移の設計ができる。変数による画面遷移先の設定も可能だ。

 さらに、3D描画エンジンを高速化し、旧版に比べて初回描画までの時間を26%、定常状態では35%短縮。OpenGL ES 3.0をサポートし、3Dモデルの質感や見た目を変更できる。設定可能な光源として新たに半球ライトを追加しており、3Dモデルの表現力を高めた。LookAt形式のカメラ機能の搭載により、自由なカメラアングルで凝ったアニメーションを作成できる。

 他に、素材管理の「リソースウィンドウ」の改善や、ローカライズ文字のテキストチェック機能の高速化など、使いやすさにも配慮した。

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