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組み込み機器向けのUIオーサリングツールを小型複合機に搭載:組み込み採用事例
エイチアイは、セイコーエプソンのプリンタ「カラリオ EP-879AW/AB/AR」に、同社のUIオーサリングツール「exbeans UI Conductor」が搭載されたことを発表した。
エイチアイは2016年10月13日、セイコーエプソンのプリンタ「カラリオ EP-879AW/AB/AR」に、同社のUI(ユーザーインタフェース)オーサリングツール「exbeans UI Conductor」が搭載されたことを発表した。同プリンタは同年10月に発売予定で、カラリオシリーズで最も小型となる。
UI Conductorは、組み込み機器向けのUIオーサリングツールで、ツール上で編集したウィンドウやメニューなどのイメージをそのまま実機環境に移行できる。これにより、UI開発の効率化につながるという。
また、プラグインアーキテクチャの採用により、開発者は開発環境に特化した機能を拡張でき、開発工程の初期から高度なプロトタイプの開発を可能にした。GUI(グラフィカルユーザーインタフェース)画面とデバイス機能の連携が向上するため、品質を計測しながら開発を進めることができる。
液晶パネルの技術進化に伴い、デジカメや車載機器、プリンタ、テレビなどのデジタル機器では、UIの機能強化も求められている。同社では今後、UI Conductorの採用拡大を目指し、マーケティングに注力するとしている。
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