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モジュラー型産業用コンピュータの処理能力向上モデルFAニュース

ハーティングは、モジュラー型産業用コンピュータ「MICA」シリーズの処理能力向上モデル「MICA 2」を発売した。従来モデルより処理能力を3〜5倍高め、画像認識アプリケーションにも高速で対応する。

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 ハーティングは2018年7月23日、モジュラー型産業用コンピュータ「MICA」シリーズの処理能力向上モデル「MICA 2」を発売した。本体サイズは132×86×35mmで、重さは669g。使用温度範囲は−20〜70℃だ。

 MICAは、2016年に発売した産業用小型コンピュータ。アルミダイカストハウジングで覆われ、防塵防水性IP67に準拠し、鉄道用にも対応する耐衝撃と耐振動性を備える。

 従来モデルは大容量データを処理するには能力が不足していたため、MICA 2はRAMを2GB、フラッシュメモリを16GBに増強。高性能CPU「ARM 1.3GHz デュアルコア」を採用することで処理能力を3〜5倍高め、画像認識アプリケーションにも高速対応が可能になった。

 MICAのハードウェアは、電源I/Oボード、CPUボード、カスタマイズボードの3つの基板から構成され、カスタマイズボードは、オープンネットワーク接続機能やUSB接続機能、RFIDリーダー機能などが搭載できる。OSにはLinuxを採用。フィールドデータをクラウドに上げたり、古い機械と最新の設備が混在する現場でプロトコル変換して同一のネットワークに接続したりできるアプリケーションを備える。

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モジュラー型産業用コンピュータ「MICA 2」 出典:ハーティング

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