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LoRaWANの利用促進に向け、関連企業とのパートナープログラムを開始:製造ITニュース
NECは、低消費電力広域無線通信技術「LPWA」の1つである「LoRaWAN」の利用促進に向け、デバイスやゲートウェイのメーカー、販売代理店など関連企業とのパートナープログラムを開始した。
NECは2018年5月17日、低消費電力広域無線通信技術「LPWA」の1つである「LoRaWAN」の利用促進に向け、デバイスやゲートウェイのメーカー、販売代理店など関連企業とのパートナープログラムを開始した。接続検証のための環境を無償提供するもので、今後1年間で30社100機種との接続確認を計画している。
同プログラムでは、関連企業に対して、デバイスやゲートウェイと、デバイスを制御・管理する同社のLoRaWAN準拠のネットワークサーバとの相互接続性を確認するための検証環境を無償で提供する。既に検証実績のあるデバイスやゲートウェイも提供される。
また、具体的な検証項目の提供や検証時のログの確認などを行うことで、実際の検証作業を支援。相互接続性を確認した機器は、同社ホームページで公開する。
IoT(モノのインターネット)市場では、通信ネットワークとして、今後LoRaWANの利用拡大が見込まれている。そのためIoTを活用したサービス事業者のニーズに迅速かつ低コストに対応するには、LoRaWANに準拠した各種機器の相互接続性を事前に確認することが重要になる。同社は、同プログラムの提供により、LoRaWANの利用促進に取り組むとしている。
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