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「調理とデリバリー」をテーマにしたAIとロボティクスの研究開発を開始製造マネジメントニュース

ソニーは、AI(人工知能)とロボティクスに関する研究開発契約をカーネギーメロン大学(CMU)と締結したと発表した。研究開発の第1弾として、「調理とデリバリー」をテーマに設定した。

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 ソニーは2018年4月19日、AI(人工知能)とロボティクスに関する研究開発契約をカーネギーメロン大学(CMU)と締結したと発表した。研究開発の第1弾として、「調理とデリバリー」をテーマに設定した。

 テーマの設定にあたり、AIとロボティクス技術を活用し、日常生活や製造現場で必要とされるような機能を想定。調理とデリバリーでは、メニューの選定や食材の制約などから発生する修正・再提案、調理手順の計画、素材の加工や組み合わせ、美しさも考慮した配膳、オフィスなどへのデリバリーなどが必要となる。今後、AIとロボットが人々の身近な存在となるために必要な技術要素が多く含まれることから、最適な研究テーマとして設定された。

 プロジェクトは、アメリカ・ピッツバーグのCMU計算機科学部を主な拠点として進められる。ソニーからは、執行役員コーポレートエグゼクティブの北野宏明氏が参加する。

 また今後、CMUで創出されるAI、ロボティクス領域の新たな研究開発プログラムやスタートアップに対しては、同社の新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program(SAP)」、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「Sony Innovation Fund」によるサポートも予定している。

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