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「Edgecross」が海外初出展、ハノーバーメッセでエッジの価値を訴求ハノーバーメッセ2018

Edgecrossコンソーシアムはハノーバーメッセ2018に出展し、日本で本格展開を発表したエッジコンピューティング用のオープンプラットフォームである「Edgecross」の海外発信を行う。

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 Edgecrossコンソーシアム(エッジクロスコンソーシアム)は、ハノーバーメッセ2018(2018年4月23〜27日、ドイツ・ハノーバーメッセ)に出展し、海外での初アピールを行う。

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ハノーバーメッセで海外での初アピールを行う「Edgecrossコンソーシアム」ブース(クリックで拡大)

 「エッジクロスコンソーシアム」はアドバンテック、オムロン、NEC、日本IBM、日本オラクル、三菱電機の6社が幹事会社となって設立。2018年2月には日立製作所が幹事会社に加わっている。これらの企業を中心とし、FAとITを融合を協調させるエッジ領域の情報処理「エッジコンピューティング」の共通基盤ソフトウェアとして開発したのが「Edgecross(エッジクロス)」である※)

※)関連記事:三菱電機のFA-ITオープンプラットフォーム構想が「Edgecross」に、2018年春発売

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エッジクロスの役割 出典:エッジクロスコンソーシアム

 2018年4月16日には「エッジクロス基本ソフトウェア」の発売と、販売支援を行う「エッジクロスマーケットプレース」の開始を発表した※)。さらに、2018年4月19日には三菱電機からエッジクロス対応の産業用PCと、対応アプリケーションの発売が発表。本格的に展開を開始したところである。

※)関連記事:エッジクロスがエッジコンピューティング用基本ソフトを発売、値段は10万円から

 現状では、エッジクロスコンソーシアムによる基本ソフトウェアの発売などは当面は国内のみとなっているが、エッジクロスコンソーシアム事務局長の徳永雅樹氏は「エッジ領域に特化した連携は海外ではあまりなく、エッジコンピューティングの価値を訴えられると考えている。現状は国内のみだが、グローバルで展開しなければ成果は得られないものだと認識している。海外展開も2018年中には形にしたいと考えている。そのためにハノーバーメッセにも出展した」と語っている。

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