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産業IoTプラットフォームを血液検査に活用、検査結果が数分で判明:製造IT導入事例
Sysmex Americaが、PTCのThingWorxインダストリアル・イノベーション・プラットフォームの活用範囲を拡大し、自動検査装置「Sysmex XW-100TM」による血液検査に活用する。検査結果が数分で判明するなど、医療サービスが効率化される。
PTCとSysmex America(Sysmex)は2018年2月6日(現地時間)、SysmexがPTCのThingWorxインダストリアル・イノベーション・プラットフォームの活用範囲を拡大し、自動血液検査装置「Sysmex XW-100TM」による血液検査に活用すると発表した。
Sysmexは、同プラットフォームの採用により、入手可能な製品データを大幅に拡大。革新的なコネクティッドソリューションを提供できるようになった。今回の活用範囲拡大により、患者が最初に訪問する診療所で最も検査頻度の高いCBC(Complete Blood Count:全血球計算)検査が実施可能になる。XW-100を用いた検査では、検体を外部の検査機関に送付して結果を待つ必要がなくなり、血液検査の結果を最短3分で得られる。
また、これまでの血液検査は、熟練した臨床検査担当者による検体の分析や結果の確認が必要だった。XW-100と産業IoTプラットフォームを組み合わせた技術革新により、幅広い医療関係者がより安全に血液検査を実施できるようになり、診療時間の短縮など医療サービスの効率化が期待できる。
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