デンソーが東京の研究開発機能をさらに強化、2020年代前半には1000人規模へ:製造マネジメントニュース
デンソーは、高度運転支援および自動運転、コネクテッド分野の研究開発を行う拠点として、東京都港区の品川に新たなオフィスを開設する。新オフィスの従業員数は約200人。今後も人材採用を拡大し、東京支社やグループ会社、パートナーなどを含めて東京エリアで研究開発に携わる人員数を、2020年代前半に1000〜2000人規模まで増やしたい考え。
デンソーは2018年1月31日、高度運転支援および自動運転、コネクテッド分野の研究開発を行う拠点として、同年4月に東京都港区(品川駅近辺)に新たなオフィスを開設すると発表した。新オフィスには、愛知県の本社や東京支社の研究開発機能の一部を移転/集結する。開設時点での従業員数は約200人で、今後さらに人材採用を拡大し、2020年代前半にかけて研究開発機能を強化する方針だ。
新オフィスでは、自ら先端技術開発に取り組むだけでなく、本社とともに世界のサテライトの研究開発拠点を総括し、開発をリードすることになる。世界中の大学、研究機関、スタートアップ企業など、さまざまなパートナーと一緒に、各地域特性を生かした新しい技術開発を行うとともに、ビジネス構想を描き、迅速に具現化させ、より顧客のニーズに沿った競争力のある製品開発を推進していく。
同社は2016年1月に、東京支社を品川から東京都中央区の日本橋に移転/拡張したばかり。東京支社の機能は、安心・安全分野を中心とする先端技術開発、新事業分野の事業/製品企画で、現在の従業員数は約200人。
デンソーは、東京エリアで研究開発に携わる人員数について、東京支社や新オフィスを中核にグループ会社やパートナーなども合わせて、2020年代前半に1000〜2000人規模まで増やしたい考えだ。
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