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AIの可能性と限界を理解しよう製造マネジメント メルマガ 編集後記

今流行ってるAIは「弱いAI」。「強いAI」ではありません。

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 この記事は、2017年8月22日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


AIの可能性と限界を理解しよう

 製造業をはじめさまざまな分野で、AI(人工知能)に対する期待が高まっています。個人的には、2015年末〜2016年までのIoT(モノのインターネット)に関する過熱ぶりが、約1年ずれてAIで起こっているように感じています。

PFNの丸山宏氏
PFNの丸山宏氏

 IoTは膨大なデータを集めることができますが、集めただけではちりの山にすぎません。それらのデータから何らかの意味を見いだしたいわけで、そこでAIは大きな力を発揮します。特に、IoTによるデータ収集の機会がさまざまな局面で得られる製造業にとって、IoTとAIはセットで語るべき事柄なのかもしれません。

 ソニーが自社で開発してきた深層学習(ディープラーニング)ソフトウェアをオープンソースで無償公開するなど、AIへの期待はさらに高まっている印象を受けます。しかし、現在のAIの可能性と限界を理解することも重要です。深層学習を手掛けるベンチャー企業・Preferred Networks(PFN)の最高戦略責任者を務める丸山宏氏(関連記事:世界を変える機械学習、1兆個のIoTデバイスを誰がプログラムするのか)が警鐘を鳴らしているので、以下にご紹介しましょう。

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