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デジタルビジネス創出支援のため、共創サービスを拡充:製造ITニュース
富士通は、新規ビジネス創出に向けた「共創のためのサービスプログラム」を拡充した。今回の拡充では、最新事例や技術動向の把握を支援する「リサーチプログラム」を新設し、アイデア創出面では「プロトタイプ開発支援」を強化した。
富士通は2017年5月11日、新規ビジネスの創出に向けた「共創のためのサービスプログラム」を拡充し、提供を開始した。同プログラムは2016年に体系化され、「情報収集・問題発見」「アイデア創出」「サービスの実装」のフェーズごとに各種の支援プログラムを提供。今回の拡充では、情報収集・問題発見に「リサーチプログラム」を追加した他、アイデア創出の「プロトタイプ開発支援」を強化した。
新設のリサーチプログラムは、現地視察支援/調査支援/デジタルビジネス研修の3項目から構成される。グローバルな現地視察や調査などによって最新のデジタルビジネスの事例や技術動向の把握を支援し、アイデア創出において質の向上を図る。
また、プロトタイプ開発支援では、素早いプロトタイピングの開発とアイデア検証の支援を強化。これにより、アイデアの事業化を効率よく進めることを狙いとしている。
同社は現在、国内7カ所に「PLY」「Qube」などの共創実践の拠点を持つ。2018年度には大阪へも拠点開設を予定しており、今後拠点間の連携を強化し、共創を実践していくとしている。
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