「レクサスLX」のスピンドルグリルが一体に、中棒が取れた:車両デザイン(2/2 ページ)
トヨタ自動車は、米国カリフォルニア州モントレーで開催中のクラシックカーイベント「2015ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、レクサスブランドの大型SUV「レクサスLX」と中型セダン「レクサスGS」の改良モデルを発表した。
「レクサスGS」はダウンサイジングターボを採用
一方、レクサスGSの改良では、ターボエンジン搭載モデルである「GS200t」が追加された。このターボエンジンは、排気量2.0l(リットル)で直列4気筒の「8AR-FTS」である。8AR-FTSは、小型SUVであるレクサスNXを皮切りに、日本では2015年秋以降の発売を予定している新型レクサスRX、そして2015年7月に改良された「レクサスIS」にも採用されている、いわゆるダインサイジングターボエンジンだ。
GS200tの最高出力は241hp(180kW)、最大トルクは258lb・ft(350Nm)で、米国燃費は高速道路モードで33mpg(マイル/ガロン)を達成している。
また排気量3.5lのV型6気筒エンジンを搭載する「GS350」についても、エンジン性能を向上した。最高出力は306hp(228kW)から311hp(232kW)へ、最大トルクは277lb・ft(375Nm)から280lb・ft(380Nm)へと高められている。
また、レクサスLX、レクサスGSとも、今回の改良で最新の運転支援システムである「Lexus Safety System+」を採用した。リ波レーダーと単眼カメラを組み合わせるLexus Safety System+は、トヨタ自動車が2014年11月に発表した高級車向けの運転支援システム「Toyota Safety Sense P」と同じである(関連記事:トヨタが2015年から運転支援システムを一新、高速道路では自動運転も)。
Lexus Safety System+やToyota Safety Sense Pについては、2015年4月発表の新型「レクサスRX」を皮切りに、レクサスLX、レクサスGSと米国市場での導入が広がっている。しかし、国内市場ではまだ採用されていない。
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