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「世界初」のワイヤレス音楽キーボード「C.24」を分解:製品解剖(2/2 ページ)
ソフトバンク コマース&サービスが販売中のワイヤレス音楽キーボード「C.24」は、MIDI over Bluetooth LE(BLE)の採用と、磁石と光センサーの組み合わせで実現した鍵盤の構造、両方の意味で「世界初」だという。このC.24の分解リポートをお送りする。
逆V字型の溝を通る鍵盤の反射光で鍵盤の押し込み具合を測定
通常の音楽キーボードは、鍵盤の押しこみ具合によって出力する音声の強弱(ベロシティー)を再現できる。ばね構造だから容易にできることだが、C.24はこのベロシティーを光センサーを使って実現している。
本体側の磁石と隣接するように、光が通る逆V字型の溝があり、V字の両端に光センサーが設置されている。押し込まれた鍵盤の裏側によって反射する光を光センサーが検知することにより、鍵盤の押し込み具合を測定できるという寸法だ。
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