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「世界初」のワイヤレス音楽キーボード「C.24」を分解製品解剖(1/2 ページ)

ソフトバンク コマース&サービスが販売中のワイヤレス音楽キーボード「C.24」は、MIDI over Bluetooth LE(BLE)の採用と、磁石と光センサーの組み合わせで実現した鍵盤の構造、両方の意味で「世界初」だという。このC.24の分解リポートをお送りする。

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 ソフトバンク コマース&サービスが2014年12月16日に販売を開始したワイヤレス音楽キーボード「C.24」。米国シリコンバレーのベンチャー企業Miseluが開発したもので、Bluetooth 4.0対応の通信機能を持つスマートフォンやタブレット端末、PCなどと無線接続してMIDIデバイスを利用できるようにするMIDI over Bluetooth LE(BLE)を採用した「世界初」(Miselu CEOの吉川欣也氏)のワイヤレス音楽キーボードである(関連記事:世界初のMIDI over BLE対応音楽キーボード、磁石+光センサーの鍵盤構造も世界初)。

 またC.24は、鍵盤の構造について、一般的な音楽キーボードで用いられているバネを用いずに、磁石と光センサーの組み合わせで実現した点でも「世界初」(吉川氏)だという。

 会見場には、このC.24を構成する部品を展示してあったので、分解リポートとして紹介しよう。

会見場で展示していた「C.24」の構成部品
会見場で展示していた「C.24」の構成部品(クリックで拡大)

磁石と光センサーを使った鍵盤構造

 C.24で最も興味深いのが、磁石と光センサーを使った鍵盤構造だ。鍵盤と、鍵盤の基部となる本体側に磁石が組み込まれており、これらの磁石の間で働く反発力を利用して、押しこんだ鍵盤が元に戻る仕組みになっている。

樹脂製の鍵盤の裏側には磁石が組み込まれている
樹脂製の鍵盤の裏側には磁石が組み込まれている(クリックで拡大)
鍵盤の裏側の磁石と対になるように、本体側にも磁石が設置されている
鍵盤の裏側の磁石と対になるように、本体側にも磁石が設置されている(クリックで拡大)

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