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世界初のMIDI over BLE対応音楽キーボード、磁石+光センサーの鍵盤構造も世界初組み込み開発ニュース(1/3 ページ)

ソフトバンク コマース&サービスは、モバイルアクセサリーシリーズ「Global LINE-UP」の新製品として、米国シリコンバレーのベンチャー企業Miseluが開発したワイヤレス音楽キーボード「C.24」を発売する。C.24は、MIDI over Bluetooth LE(BLE)への対応と、磁石と光センサーを使った鍵盤構造の両方で「世界初の製品」(Miselu)だという。

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 ソフトバンク コマース&サービスは2014年12月16日、東京都内で会見を開き、同社のモバイルアクセサリーシリーズ「Global LINE-UP」の新製品として、米国シリコンバレーのベンチャー企業Miseluが開発したワイヤレス音楽キーボード「C.24」を発売すると発表した。同日から、2015年1月末の世界発売に先駆けてSoftBank SELECTIONオンラインショップで先行販売を始める。税込み価格は2万4800円。発売と同時にApp storeで、C.24を「iPhone」や「iPad」で利用するための専用アプリ「Miselu KEY」の提供も始めた。

ソフトバンク コマース&サービス 執行役員 SBS事業本部長の松田広史氏(左)とMiseluの吉川欣也氏
ソフトバンク コマース&サービス 執行役員 SBS事業本部長の松田広史氏(左)とMiseluの吉川欣也氏。両氏が手に持っているのが「C.24」だ(クリックで拡大)

 C.24は、Bluetooth 4.0対応の通信機能を持つスマートフォンやタブレット端末、PCなどと無線接続してMIDIデバイスを利用できるようにするMIDI over Bluetooth LE(BLE)を採用している。MiseluのCEOの吉川欣也氏は「MIDI over BLEを用いたワイヤレス音楽キーボードを市販するのは世界初になるだろう」と語る。また、「当社は『魅せる楽器で世界をつなぐ』ことを目指して2008年に創業したベンチャー企業。C.24は、Appleに所属していた3人の技術者が中心になって開発を進めた製品だ。楽器を楽しむ上で存在するさまざまな制約を取り払い、もっとカジュアルに楽器を楽しめるようにした」(吉川氏)という。

「iPad」と「C.24」の利用イメージ「iPad」と「C.24」の利用イメージ 「iPad」と「C.24」の利用イメージ。MIDI over BLEで接続している(クリックで拡大)

 C.24を利用できるデバイスは3種類。タブレット端末のiPadやスマートフォンのiPhone、PCの「MacBook」といったApple製品だ。専用アプリのMiselu KEYを使って接続する以外に、MIDI over BLEをネイティブでサポートする「iOS 8」や「Yosemite」であれば、Miselu KEYを使わずに接続することもできる。2015年以降にAndroidやWindowsへの対応も予定している。

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