行くぜ! 夏フェス!? ロボットバンド「Z-MACHINES」結成:パーティーは進化しているのだろうか?
モルソン・クアーズ・ジャパンは、低アルコール飲料「ZIMA」の新たな取り組みとして、“未来のパーティー体験”を実現する、ソーシャルパーティーロボットバンド「Z-MACHINES(ジーマシーンズ)」を開発すると発表。ロボットの全貌は5月後半に明かされる!?
モルソン・クアーズ・ジャパンは2013年4月22日、低アルコール飲料「ZIMA(ジーマ)」の新たな取り組みとして、“未来のパーティー体験”を実現する、ソーシャルパーティーロボットバンド「Z-MACHINES(ジーマシーンズ)」を開発すると発表した。この取り組みを通じ、Webとリアルを融合させ、「全ての人が参加できる壮大なパーティー」という“ソーシャルニューウェーブ”を目指すという。
――SNS、スマートフォン。世界は日々、進化している。だが、パーティーは進化しているのだろうか?
そんな思いから生まれたのが、Z-MACHINES。バンドメンバーは、次に紹介する3体のロボットだ。
1体目は、超人的な速弾き性能を誇る異次元のギター演奏で、見る者を“カオスな音世界”へと誘う「ギターロボット」だ。頭部に「フェイスモニター」が搭載されており、メッセージを発信したり、MCとして観客を盛り上げたりするという。続いては、人間には到底演奏し切れない数のバスドラム、スネア、タム、シンバルから生まれる“人類未体験のグルーヴ”により、観客を熱狂の渦へと巻き込む「ドラムロボット」。そして、最後は、何層にも重なる鮮やかなビームを鍵盤に向けて発射! 見る者を魅了する華麗な演奏で“重層的な音空間”を生み出す「キーボードロボット」。無数の関節により自由自在に動く「フリームービングアーム」が搭載されており、予測不可能な動きで観客を盛り上げる。
現在特設Webサイトが公開中で、ロボットの全貌は、同年5月後半に明かされる予定とのことだ。
スーパーバイザーとして、アーティストの宇川直宏氏や東京大学教授の河口洋一郎氏らがZ-MACHINESプロジェクトに参加。夏の音楽フェスティバルなどへの参加を目指して現在開発を進めている。
Z-MACHINESが実現するのは、未来のパーティー体験だ。「未来のパーティーには、見ているだけの傍観者はいないはず」ということで、現在、パーティー参加者(Webユーザー)もアーティストの一部として、Z-MACHINESの演奏に参加できる機能を開発しているとのこと。
インタラクティブにパーティーに参加できる機能として、次の3つの存在が明かされている。1つ目は、ライブ中、Webユーザーの頭の動きに連動して、頭部をヘッドバンギングする「ボディ&ソウル・シンクロニシティ・システム」。2つ目は、Webユーザーが指定のボタンをクリックすると、ライブ中に目からビームを発射する「アイビーム」。そして、ユーザーが製作した楽曲を投稿し、Z-MACHINESに演奏させる機能「ソーシャル・パーティーソング・システム」だ。このソーシャル・パーティーソング・システムによる楽曲の受け付けは同年5月20日からを予定している。詳細は後日明かされるそうだが、採用された楽曲は、夏の音楽フェスティバルなどで演奏されるかもしれない(!?)とのこと。
ロボット開発の最前線
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