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11年かけて完成させたカブトムシ型“超”巨大ロボットが熱い!制作者はたった1人

本業をこなしながら約11年の歳月をかけ、たった1人で完成させたのは、何と超巨大な“カブトムシ型ロボット”だった。その名も「カブトム RX-03(KABUTOM RX-03)」!

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カブトム RX-03

 “人が乗れる巨大ロボット”というと、誰もがTVアニメ『機動戦士ガンダム』や『装甲騎兵ボトムズ』に登場するような人型ロボットを想像することだろう(関連記事1関連記事2)。

 2012年11月9、10日に長野県上田市で開催された「上田地域産業展2012」に登場したのは、何とカブトムシ型ロボット。その名も「カブトム RX-03(KABUTOM RX-03)」だ。



 全長11メートル、全高3.6メートル、重量17トンと昆虫界の王様であるカブトムシさながらの巨大仕様。2機のディーゼルエンジンを動力源とし、巧みに6本の足を動かしながら歩行(時速4km)する他、ツノや触覚、開閉可能なハネなど全31箇所が自動で動くように作られているという。操縦手段は、後部にあるコックピットからと、外部のリモコンからの2通り。展望指令台や乗員室なども備え、最大7人まで乗り込めるそうだ。

カブトム RX-03
画像1 高橋均氏が約11年かけて、たった1人で完成させた「カブトム RX-03(KABUTOM RX-03)」 (※出典:カブトムシ型巨大ロボット公式Webサイトより)

 カブトム RX-03を制作したのは高橋均氏。本業である産業用機械の考案/設計/制作の仕事をしながら約11年(1997〜2008年)の歳月をかけ、たった1人で完成させたというから驚きだ。なお、公式Webサイトには「現在も進化し続けています……」とある。

ヘラクレス A-1
画像2 高橋氏は、スモールサイズのカブトムシ型ビークル「ヘラクレス A-1(HERACLES A-1)」の制作も行っている (※出典:カブトムシ型巨大ロボット公式Webサイトより)

 カブトム RX-03は、これまでさまざまなイベントで披露されている。直近では、11月17、18日にイオンモール小山(栃木県)で開催される「サンクスフェア2012ガス展 in 小山」(主催:北日本ガス)への出動が予定されている。

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