新型「コペン」2つ目のデザイン「XPLAY」はアキバで初公開、ボカロPとコラボも:車両デザイン(2/2 ページ)
ダイハツ工業は、秋葉原電気街で、軽オープンスポーツカー「コペン」の2つ目のデザインとなる「COPEN XPLAY(コペン エクスプレイ)」を発表。同車両の新たなユーザー層への浸透を図る「コペンXPLAYプロジェクト」に参加するボカロP・八王子P氏と、歌い手・伊東歌詞太郎氏によるミニライブも開かれ、約300人のファンがつめかけた。
「エクスプレイ」の名称は公募で決定
エクスプレイは、2014年1月開催の「東京オートサロン2014」や、コペン専用Webサイトなどを通じた公募によって決まった。会見に登壇した新型コペンのチーフエンジニアを務めるダイハツ工業 製品企画部の藤下修氏は、「1カ月ほどの募集期間で378件の応募をいただき、その中から『Extra PLAY』=もっと楽しいという言葉からの造語であるXPLAY(エクスプレイ)に決めさせていただいた」と語る。
新型コペンは、2014年6月に1つ目のデザインであるローブを発売している。このときに発表していた国内月間販売目標台数である700台は、ローブと今回のエクスプレイの両モデルを合わせてのものだったが、ローブだけを販売している現時点までの月間販売台数は約1200台と好調だ。藤下氏は、「エクスプレイの投入により、さらに広いユーザー層にコペンの楽しさを伝えていきたい」と意気込む。
「XPLAYミュージック」と「コペンXPLAYイラストコンテスト」
エクスプレイは、その外観からも分かる通り、ローブのユーザーよりもさらに若い年齢層を意識したデザインとなっている。そして、エクスプレイの発売に合わせて、クルマに触れたことのないような若者を含めて、従来とは異なるユーザーにアプローチするための取り組み「コペンXPLAYプロジェクト」を始めた。
コペンXPLAYプロジェクトでは、「クルマで、遊ぼう」をキーワードに、ドライブに行きたくなるネットミュージックを届ける「XPLAYミュージック」と、街に飛び出したくなる新世代のオープンカーのデザインや、エクスプレイの擬人化キャラクターを広く募集する「コペンXPLAYイラストコンテスト」を行う。
XPLAYミュージックでは、人気ボカロP(初音ミクなどのボーカロイドを使った楽曲のプロデューサー)とネットで注目されている歌い手によるユニットが制作したオリジナルドライブミュージックを5曲発表していく。
一方、コペンXPLAYイラストコンテストでは、画像投稿サイトのpixiv上でエクスプレイをモチーフにしたカーデザインイラストと、擬人化キャラクターのコンテストを行う。応募期間は、2014年12月19日〜2015年1月29日となっている。
会見後半は、XPLAYミュージック第1弾のオリジナル楽曲「By Your Side」を提供する、八王子P氏と伊東歌詞太郎氏のミニライブも行われた。平日の15時半開始にもかかわらず約300人のファンがつめかけた。
なお、コペンXPLAYプロジェクトの詳細はコペン専用Webサイトで紹介されているので参照していただきたい。
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