光無線通信の利点と課題【第2回】
可視光や赤外線を使う「光無線通信」のメリットは圧倒的な“あれ”
可視光線や赤外線を利用する光無線通信には、他の通信方式にはないメリットが存在する。6Gへの活用が検討されている特性もある。(2024/10/9)
研究開発の最前線:
富士フイルムが200億円をかけ国内拠点で半導体材料向け設備を増強
富士フイルムは、富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズの静岡拠点と大分拠点で半導体材料向け設備の増強を行う。設備投資の総額は約200億円だ。(2024/10/1)
電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記:
毎日が万博気分! 半導体業界で過ごした最高の2年間
この度、2022年10月から在籍していたEE Times Japan/EDN Japan編集部を離れることになりました。半導体/エレクトロニクス業界での記者生活は最高に楽しく、少し先の未来を見ているような、毎日が万博気分でした。(2024/9/30)
外形寸法は0.6×0.3×0.3mm:
極小PTCサーミスターに検知温度105℃/115℃品を追加
村田製作所は、モバイル機器向けおよび車載向けに、0603Mサイズ(0.6×0.3×0.3mm)の過熱検知用PTCサーミスターのラインアップを拡充した。抵抗1kΩシリーズに検知温度105℃/115℃の製品を追加した。(2024/9/26)
JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024も併催:
25周年の節目「CEATEC 2024」 AIに焦点の特別企画も
IT/エレクトロニクス領域の総合展示会「CEATEC 2024」が2024年10月15〜18日、幕張メッセで開催される。25回目の開催となる今回は、特別テーマとして「Innovation for All」を掲げ、AIに特化した特別企画などが予定されている。(2024/9/25)
複雑な材料で成膜可能:
RFフィルターの性能を向上させるパルスレーザー堆積技術
Lam Researchの「Pulsus PLD」は、半導体量産向けのPLD(パルスレーザー堆積)技術である。高濃度のスカンジウムを含む窒化スカンジウムアルミニウム(AlScN)を成膜できるので、5G(第5世代移動通信)などのRFフィルターや、MEMSマイクなどの性能を向上させられるという。(2024/9/24)
「CEATEC 2024」事前情報:
「加工しやすく安全」 開発中の新導電材料を展示、村田製作所
村田製作所は、2024年10月15〜18日に開催される「CEATEC 2024」(幕張メッセ)に出展する。「環境・エネルギー領域」「マテリアル領域」「ITインフラ領域」「ウェルネス領域」の4つにフォーカスし、最新技術を紹介する。(2024/9/19)
製品分解で探るアジアの新トレンド(51):
中国の半導体設計力はどうなっている? 話題の製品を一斉に分解
毎年、製品解剖という観点では“閑散期”に当たる8月。やや落ち着いているタイミングの今、中国製品の分解から見えてきた、中国製半導体の進化を紹介したい。(2024/9/17)
プレミアムコンテンツ:
「6G」は真の革新か、それとも“5Gの失敗”の再来か?
実用化に向けた準備が進む「6G」。この次世代モバイル通信技術がエンドユーザーの期待に応えるには、「5G」の失敗を乗り越える必要がある。5Gはなぜエンドユーザーを幻滅させたのか。(2024/9/17)
5Gサービスとの関係は?
NTTドコモ×NECが「Open RAN」で切り開く“通信の未来”とは
5Gインフラの仕様として「Open RAN」が支持を集めつつある。NTTドコモとNECはOpen RANの仕様に基づいた製品や付随するサービスを提供する新会社を設立した。その狙いとは。(2024/9/5)
オンセミ製品を最も扱うトップディストリビューター:
PR:強力な供給体制を整えるオンセミのSiCパワーデバイス Avnetが販売サポートを強化
Avnet(アヴネット)は、SiCパワーデバイスを中心にオンセミ(onsemi)製品の販売ビジネスを強化している。オンセミのSiCパワーデバイスにはどのような特徴があるのだろうか。オンセミ日本法人社長にSiCパワーデバイスを中心に同社の事業戦略、Avnet日本法人社長にオンセミ製品の販売戦略を聞いた。(2024/9/2)
独り勝ちのNVIDIA、中国の対米規制:
2024年上半期の半導体業界を振り返る
本稿では、2024年上半期(1〜6月)の半導体業界をEE Times Japanの記事とともに振り返る。(2024/8/28)
投資額は680億円に積み増し:
京セラの諫早新工場の建設開始へ 半導体パッケージなど生産強化
京セラは2024年8月28日、2026年度の稼働を予定する長崎諫早工場(長崎県諫早市)の建設開始に当たり地鎮式を行った。半導体製造装置向けのファインセラミック部品や半導体パッケージなどの生産を行う。2028年度までの投資額は、当初計画から積み増した約680億円を予定する。(2024/8/29)
主力市場は航空宇宙/防衛分野:
自宅を売って夫婦で起業 CHIPS補助金獲得のMEMSメーカー
米国オレゴン州メドフォードを拠点とするMEMSファウンドリーであるRogue Valley Microdevicesが、米国の半導体産業支援策「CHIPS and Science Act」(CHIPS法)に基づく補助金を獲得した。同社は米国にあるMEMSファウンドリー2社のうちの1社で、航空宇宙/防衛やバイオテクノロジー、情報通信分野で事業を展開している。(2024/8/27)
Computer Weekly日本語版+セレクション
「6G」は真の革新か、それとも“5Gの失敗”の再来か?
実用化に向けた準備が進む「6G」。この次世代モバイル通信技術がエンドユーザーの期待に応えるには、「5G」の失敗を乗り越える必要がある。5Gはなぜエンドユーザーを幻滅させたのか。(2024/8/16)
4Gを上回るペースで普及
「5Gの未来は明るい」 業界団体が世界の5G市況を調査
業界団体の5G Americasが調査会社と共同で発表した調査結果によれば、5Gは4Gを上回るペースで普及している。今後も世界各国で5Gの利用が広がる見込みだ。(2024/8/15)
OLEDは41%の大幅増:
JDIの24年度1Qは赤字幅が半減、車載やOLEDが好調
ジャパンディスプレイの2024年度第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比6%増の559億円、営業利益が同68億円増で70億円の赤字、純利益が同57億円増で65億円の赤字となった。コア事業での売り上げ増加に加え、製品ミックス改善や固定費削減、在庫効率化によって損失を大幅に圧縮。EBITDAは51%、営業利益は49%、純利益は53%の改善となった。(2024/8/13)
6Gの最前線で起きていること【中編】
「6G」で何が変わる? オウル大学が描く“次期モバイル通信”の姿
フィンランドのオウル大学は6Gの先進的な研究開発を進めている。研究環境が充実する同大学には、世界各国の研究者が集っている。どのような研究が進んでいるのか。(2024/8/8)
通期見通しは据え置き:
ソシオネクストの24年度1Q、中国向け『特需』終了で減収も営業増益
ソシオネクストの2024年度第1四半期(1Q)の売上高は前年度比14.1%減の528億円、営業利益は同1.5%増の103億円、純利益は同4.8%減の76億円になった。(2024/8/1)
6Gの最前線で起きていること【前編】
“6Gの中心”にあるフィンランドのオウル市 その「6G研究」とは?
2030年ごろに登場する可能性がある6G。世界各国でその研究開発が進んでいる。6Gの研究開発で注目されているのが、フィンランドのオウル市だ。同市で進むプロジェクトとは。(2024/8/1)
「embedded world 2024」レポート:
エッジAIが本格化、「欧州最大規模」の組み込み技術展示会で見た最新トレンド
2024年4月9〜11日、欧州最大規模の組み込み技術展示会「embedded world 2024」が、ドイツ・ニュルンベルクで開催された。今回、EE Times JapanおよびEE Times Europe記者が現地で取材したレポート記事をまとめて紹介する。(2024/7/30)
AI搭載機器が成長を加速:
5G人口カバー率は29年に80%超に、北米とインドが先行
2024年6月に発行された最新の「エリクソンモビリティレポート」によると、2029年には、5G(第5世代移動通信)モバイル加入契約数は56億件を超え、5G人口カバー率(中国本土を除く)は80%を超える見込みだ。(2024/7/30)
羽ばたけ!ネットワークエンジニア(79):
5G事例の「その後」は? 実用化の進展と課題をチェックする
キャリア5G、ローカル5Gの実用化はどこまで進んでいるのだろうか。本連載で取り上げた事例のその後の状況とそこから見える実用化の課題を述べる。(2024/7/29)
医療機器ニュース:
5G携帯電話基地局からの電波ばく露レベルを測定、4Gと同程度かそれ以下の結果
情報通信機構は、第5世代移動通信システム(5G)携帯電話基地局からの電波ばく露レベルを測定し、従来の携帯電話システム(4G)と同程度かそれ以下だったことを明らかにした。(2024/7/24)
顧客体験を左右するWi-Fi品質
観客を呼び戻せるか? サンフランシスコジャイアンツが「無線LAN」に懸ける理由
パンデミックの影響で観客が減ったサンフランシスコジャイアンツは、その解決方法の一つに「無線LANへの投資」を選択した。同球団は屋外スタジアムに無線LANを導入した。どう活用しているのか。(2024/8/29)
電波ばく露レベルを複数地点で測定:
5G基地局周辺の電波強度、4Gと同等かそれ以下
情報通信研究機構(NICT)は、商用運用されている5G(第5世代移動通信)基地局周辺の電波強度を測定した。この結果、従来の4G(第4世代移動通信)レベルと同程度あるいはそれ以下であることが分かった。(2024/7/10)
「FOLP」月産2万枚目指す:
アオイ電子、シャープ三重工場で先端パネルパッケージ生産へ 26年稼働
アオイ電子とシャープは2024年7月9日、シャープ三重事業所に半導体先端パネルパッケージの生産ラインを構築すると発表した。アオイ電子の「FOLP(Fan-out Laminate Package)」を生産する予定で、2026年中の本格稼働を目指す。本格稼働時の生産能力は月産2万枚を予定している。(2024/7/9)
STマイクロ ST4SIM-300:
EAL6+認証済みマイコン搭載 GSMA規格に適合したeSIM
STマイクロエレクトロニクスは、eSIM IoT導入向けの新たなGSMA規格に適合したeSIM「ST4SIM-300」を発表した。EAL6+認証済みセキュアマイクロコントローラーを搭載している。(2024/7/9)
半導体やシステムの改善が不可欠:
AI普及の思わぬ弊害 データセンターの電力問題が深刻化
AI(人工知能)の発展が進む上で、データセンターの電力消費量に対する懸念が増している。次世代パワー半導体の積極的な採用や、より効率の良いデータセンターアーキテクチャの採用をはじめ、早急な対策が必要になる。(2024/7/4)
SASEの最初の一歩は何か【後編】
「SD-WAN」が意外にも「5G」の採用を加速させたのはなぜか
テレワークが広がり、企業は従業員がどこにいても快適に利用できるネットワークを必要とするようになった。そうした中、「SD-WAN」から「5G」へと採用が加速したのはなぜなのか。(2024/7/3)
今日のリサーチ:
矢野経済研究所「2024年版 デジタルコンテンツ市場動向調査」を実施
矢野経済研究所は、国内のデジタルコンテンツ市場を調査し、市場概況や主要企業動向を明らかにしました。(2024/6/25)
BIM×FMで本格化する建設生産プロセス変革(2):
建物ライフサイクルマネジメントの基盤となる、NTTファシリティーズの「現況BIM」【BIM×FM第2回】
本連載では、FMとデジタル情報に軸足を置き、建物/施設の運営や維持管理分野でのデジタル情報の活用について、JFMAの「BIM・FM研究部会」に所属する部会員が交代で執筆していく。今回は、「NTTファシリティーズ新大橋ビル」で国内最初期の新築からFMへのBIM連携を手掛けたNTTファシリティーズの松岡辰郎氏が、建物ライフサイクルマネジメント全体で、建物情報を有効活用するための「現況BIM」を解説する。(2024/6/25)
2024年内に515×500mmも開発へ:
CO2レーザーで高速ビア加工 ガラス複合材基板
日本電気硝子が「JPCA Show 2024」で、開発中のガラスセラミックスコア基板を展示した。次世代半導体パッケージコア基板としての用途を想定している。従来の樹脂コア基板と同じように、CO2レーザーで微細貫通穴(ビア)を加工できることが最大の特徴だ。(2024/6/24)
離れた周波数に同時対応のIC開発:
5.7GHz帯無線給電で動作するミリ波帯5G中継器
東京工業大学は、国内で利用可能な5.7GHz帯の無線給電によって動作する「ミリ波帯5G(第5世代移動通信)中継器」を開発したと発表した。この中継器には、5.7GHz帯無線電力伝送と28GHz帯5G通信に同時対応できるICチップを搭載している。(2024/6/24)
データと電力を同時に伝送可能:
無線給電のミリ波帯フェーズドアレイ無線機を開発、市販の半導体用い
東京工業大学は、市販の半導体デバイスを用い、データと電力を同時に伝送できる「ミリ波帯フェーズドアレイ無線機」を開発した。中継器に対し無線給電を行うことで、ミリ波帯5Gの通信エリアを容易に拡大できる。(2024/6/21)
ミリ波帯活用のBeyond 5G/6G向け:
NEC、新方式の光ファイバー無線システムを開発
NECは、Beyond 5G/6Gに向けたミリ波分散アンテナ(DA)の小型化や低電力化、低コスト化を可能にする「光ファイバー無線システム(RoF)」と「その伝送方式」を開発、規格適合の実証にも成功した。(2024/6/21)
毎秒640Gビットの無線伝送に成功:
サブテラヘルツ帯CMOS送受信用IC、東工大らが開発
東京工業大学と情報通信研究機構(NICT)の研究チームは、サブテラヘルツ帯CMOS送受信用ICを開発し、毎秒640Gビットの無線伝送に成功した。遠隔医療や自動運転など新サービスへの応用が期待される。(2024/6/19)
テレワークに最適なモバイルホットスポット【後編】
無線LAN接続に「モバイルルーター」を使うなら“6つの視点”で選ぶべし
無線LAN接続用の手段としてモバイルホットスポット専用デバイス(モバイルルーター)を使う場合は、考慮すべきポイントが複数ある。6つにまとめて解説しよう。(2024/6/14)
5G massive MIMO基地局用:
出力電力16WのGaN電力増幅器モジュールを開発
三菱電機は、5G(第5世代移動通信)のmassive MIMO基地局用GaN電力増幅器モジュールとして、平均出力電力が16W(42dBm)の「MGFS52G38MB」を開発、サンプル出荷を始めた。32T32R massive MIMOアンテナに適した製品で、massive MIMO基地局用装置のコスト削減や消費電力低減、通信距離の延長が可能となる。(2024/6/14)
大山聡の業界スコープ(77):
24〜25年半導体市況を見通す ―― WSTS春季予測はもっと強気でもよいのでは
WSTS(世界半導体市場統計)が2024年および2025年の世界半導体市場予測を発表した。2024年の成長率は前年比16.0%と予測されているが、条件次第ではもっと強気な予想も可能ではないか。今回は、これまでの状況を踏まえながら今後の市況見通しについて考える。(2024/6/11)
embedded world 2024でNordicが披露:
非セルラー5GやWi-Fi測位も対応 セルラーIoTプロトタイピングキットを先行公開
Nordic Semiconductorはドイツ・ニュルンベルクで開催された組み込み技術の展示会「embedded world 2024」で、最新のセルラーIoT(モノのインターネット)プロトタイピングプラットフォーム「Nordic Thingy:91 X(以下、Thingy:91 X」を先行公開した。LTE-M/NB-IoTやGPSのほか、非セルラーの5G無線標準「DECT NR+」やWi-Fi位置情報にも対応する製品だ。2024年中の展開を予定しているという。(2024/6/7)
走行する車両向けの高速通信技術:
ソフトバンク、300GHz帯テラヘルツ無線の実証実験に成功
ソフトバンクは、独自のアンテナ技術を用い、300GHz帯テラヘルツ無線の実証実験に成功した。300GHz帯を利用し走行中の車両と高速通信が可能となる。(2024/6/6)
企業向け「5G」活用法5選
「光ファイバーをやめて5Gに投資」が無駄にならないVR/ARの活用法はこれだ
5Gを利用すれば、VRやARのアプリケーションを携帯電話回線で活用しやすくなる。特に利点が見込める産業の用途を中心に、5つの活用例を紹介する。(2024/6/3)
工場ニュース:
三井化学が次世代EUV露光用CNTペリクルの生産設備を山口県の工場に設置
三井化学は、EUV露光用カーボンナノチューブ(CNT)ペリクルの生産設備を岩国大竹工場(山口県和木町)に設置する。(2024/5/31)
ビジネスの軸足を「クリエイション」に:
ソニーG会長が語る経営方針、過去6年で1.5兆円投資したイメージセンサーの役割は
ソニーグループは同社会長兼CEO(最高経営責任者)の吉田憲一郎氏が、同社の経営方針を説明。同社の半導体事業の主力であるCMOSイメージセンサーにの役割についても言及した。(2024/5/24)
周波数だけじゃない、速さを左右する要因
6Gが「5Gより50倍高速」になる“意外な理由”とは
6Gでは5Gと比べて50倍以上のデータ伝送速度が期待されている。速さを向上させるには、ミリ波やテラヘルツ波といった周波数帯の電波を使いこなす必要があるが、そのためには“あるもの”が必要だ。(2024/5/24)
「5G-Advanced」が来る【後編】
“5G強化版”であり“6G予告版”でもある「5.5G」の進化とは?
5Gの進化系である「5G-Advanced」はどのような機能が強化されるのか。6Gが登場する前に、どのようなモバイルネットワークの進化が見られるのか。(2024/5/22)
6Gによる変化を解説【第4回】
「6G」は“5Gの失敗”を乗り越えられるのか
6Gは早ければ2029年にサービスを開始するという予測がある。一方で5Gに失望したユーザーもいる。ユーザーにとって“期待外れ”にならないために、6Gには何が必要なのか。(2024/5/6)
この10年で起こったこと、次の10年で起こること(82):
ハイエンドスマホのプロセッサはどこまで進化した? 最新モデルで読み解く
半導体投資やAI(人工知能)の話題で盛り上がる半導体業界だが、最終製品に目を向ければスマートフォンも着実に進化し、魅力的な製品が次々に発売されている。今回は、2023年後半から現在までに発売されたハイエンドスマホに焦点を当て、搭載されているプロセッサを解説する。(2024/4/30)
ハイパースケーラーから自動車業界まで:
「カスタムシリコン」の黄金時代が近づく
データセンターや自動車などの分野では、コストが高くなるにもかかわらず、SoC(System on Chip)を独自に設計する企業が増えている。それはなぜか。本稿でその背景と理由を解説する。(2024/4/30)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。