デンソーウェーブの「COBOTTA LAB Modules」は、卓上サイズの協働ロボット「COBOTTA」と多彩な機能モジュールを組み合わせることで、手作業に頼っていたラボ作業を自在に自動化する。粉体秤量(ひょうりょう)や混合、ろ過など、用途に合わせてシステムを自由に組み替えられるこの新システムは、どのようにして研究者の生産性を飛躍的に向上させるのか。
遠藤和宏()
捨てられていた食品残渣が、地球にやさしい肥料に生まれ変わるかもしれない。サントリーホールディングスは、ミミズを使った資源循環の実証実験を開始した。東京都千代田区で開発が進められている複合施設「TOKYO TORCH」街区に設置されたコンポスト「mimizunchi(ミミズンチ)」で、街区内の飲食店から出るコーヒーかすなどをミミズに分解させ、堆肥を生成する。
遠藤和宏()
サントリーは大阪工場において、原料ハンドリング工程の自動化を本格導入した。ロボットとAGV、AIも活用して、多様な形態の原料を効率的に搬送/開封/計量/検査できる体制を構築した。その内容を紹介する。
長沢正博()
伊藤園は「お〜いお茶」の生産時に排出される茶殻を「バイオ炭」としてよみがえらせる取り組みをスタートした。捨てていたはずの茶殻が、豊かな土壌を作り出し、おいしいお茶を育てる仕組みとは。
遠藤和宏()
パックご飯をはじめとする食品の品質管理に必要な水分率の測定。これまで主流だった「乾燥重量法を用いた抜き取り検査」では、時間と手間がかかる上、全数検査は不可能だった。この課題を解決すべく、島津製作所はインライン水分率モニター「MMSシリーズ」を開発した。全数/非破壊で、生産ライン上の製品をリアルタイムに検査するこの製品は、どのようにして製造現場の生産性を劇的に向上させるのか。
遠藤和宏()
OUGホールディングス(OUG)とNTT子会社のNTTグリーン&フードは「陸上養殖を通じた水産業のESG化に関する協定書」を締結した。本稿では、陸上養殖のDXにおける課題や両社の課題解決に向けた取り組みを中心に紹介する。
坪田澪樹()
大阪・関西万博で培養牛肉やフードプリンタのコンセプトモデルを展示する培養肉未来創造コンソーシアムの代表で、大阪大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 教授の松崎典弥氏に、培養肉が注目される背景や、さまざまな食用肉の中から牛肉を選んだ理由、コンソーシアムが目指す方向などについて聞いた。
加藤まどみ()
DICは、インドネシアの100%子会社であるDICグラフィックスの工場内に、食品接触可能な機能性コーティング剤の生産設備を新設した。
遠藤和宏()
パナソニックは可変式IHジャー炊飯器「ビストロ X9Dシリーズ」を2025年9月上旬に発売する。本稿では、そのAIとセンサー技術を中心に紹介する。【訂正あり】
坪田澪樹()
三菱電機は、リニアトラックシステム「MTR-Sシリーズ」の受注/出荷を開始した。同種のシステムでは海外メーカーが先行している中、国内メーカーとしてどのように展開を図るのか、担当者に話を聞いた。
長沢正博()
コニカミノルタは2025年7月23日、インクジェットテキスタイルプリンタ「Nassenger(ナッセンジャー)」シリーズ向けに、反応染料用インライン前処理インク「O'ROBE(オーローブ)」を発表した。同インクは、インクジェット捺染工程を短縮し、エネルギー使用量を削減できる。
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DMM.make 3Dプリントは、ストリートブランドを展開するビーズインターナショナルと、3Dプリント技術を用いた商品の共同開発を開始した。Stratasysの3Dプリンタ「J850 TechStyle」で初のアパレル商品化に取り組む。
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ピエクレックスと村田製作所は共同でRFIDの技術セミナーを開催。RFID技術の紹介や2025年大阪・関西万博で販売している”洗濯可能なRFIDタオル”における技術的な工夫などについて説明した。
坪田澪樹()
世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」で行われたフードテックセッション「食産業のグローバル化と共創の加速」から、アンロックス 代表取締役 CEOでSKS JAPANファウンダーの田中宏隆氏の講演の模様を紹介する。
中野龍()
世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」において、特別セミナー「FOOMA自動化検討プロジェクト 省人化ハンドリングシステムの未来」が行われた。セミナーの模様をダイジェストで紹介する。
中野龍()
DNPは、酸素や水蒸気に対する高いバリア性能と遮光性能を備えたモノマテリアル包材を実現する「DNP ハイバリアアルミ蒸着フィルム IB-FILM PP仕様」を開発した。
遠藤和宏()
DNPは、PTPのアルミ箔をシートと同じ材質のポリプロピレン(PP)に置き換えられるPTP用PPフィルムを開発したと発表した。
遠藤和宏()
中国の協働ロボットメーカー、Dobot Roboticsは新製品発表会を開催し、ヒューマノイドロボットや協働ロボットの新モデルなどを披露した。
長沢正博()