いすゞと日野のEVバスがリコール、インバーター内部の短絡で火災が発生する恐れ:電動化
いすゞ自動車と日野自動車は、路線EVバスのリコールを国土交通省に提出した。いすゞ自動車は「エルガEV」で、対象は2024年11月26日〜2026年7月20日に製造された134台。日野自動車は「ブルーリボン Z EV」で、対象は2025年3月12日〜12月23日に製造された4台。
いすゞ自動車と日野自動車は2026年10月2日、路線EV(電気自動車)バスのリコールを国土交通省に提出した。いすゞ自動車は「エルガEV」で、対象は2024年11月26日〜2026年7月20日に製造された134台。日野自動車は「ブルーリボン Z EV」で、対象は2025年3月12日〜12月23日に製造された4台。
いすゞ自動車と日野自動車は折半出資するジェイ・バスでバスを製造しており、エルガEVとブルーリボン Z EVは共同設計した路線EVバスの統合商品となっている。
不具合原因は電力変換装置(インバーター)だ。インバーターの基板のはんだ付け工程が不適切なため、正しくはんだ付けされていないものがあり、熱膨張と収縮の繰り返しにより当該はんだ部に亀裂が生じることがある。そのため、端子部の接触が不安定となり制御信号が乱れ、インバーター内部で短絡が発生し、EVシステム異常警告灯が点灯して走行不能となる恐れがある。また、当該短絡により車両の制御回路が損傷すると、連続通電によりハーネスなどが発熱し、最悪の場合、火災に至る恐れがある。
市場からの情報により不具合を発見した。不具合件数はエルガEVで1件あり、火災が発生している。
改善措置としては、全車両、インバーターを良品に交換するとともに、故障コードを点検し、関連する異常がないことを確認する。また一部の車両においては、MCU(モーターコントロールユニット)を新品に交換する。
| 社名 | 型式 | 通称名 | リコール対象車の車台番号の範囲 | 製作期間 | リコール対象車の台数 |
|---|---|---|---|---|---|
| いすゞ | ZAC-LV828L1 | エルガEV | LV828L1-7000005〜LV828L1-7000181 | 2024年11月26日〜2026年7月20日 | 134台 |
| 日野 | ZAC-KV828L1 | ブルーリボン Z EV | KV828L1-7000001〜KV828L1-7000004 4 | 2025年3月12日〜12月23日 | 4台 |
| 「エルガEV」と「ブルーリボン Z EV」のリコール対象車の型式、車台番号の範囲、製作期間、台数 | |||||
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