ニュース
アルビオンの化粧品容器に、三菱ケミカルのバイオエンプラが採用:材料技術
三菱ケミカルは、アルビオンが発売する化粧品の容器の材料に同社のバイオエンプラ「DURABIO」が採用されたと発表した。DURABIOと他の透明樹脂を組み合わせて射出成形することで、天然の貝殻を思わせる美しいテクスチャーが表現されている。
三菱ケミカルは2026年9月1日、アルビオンが同年11月1日に限定販売する「アルビオン エクシア メイクアップ コレクション」にセットされる「エクシア アイカラー ヴォロンテ」のコンパクト容器において、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が採用されたと発表した。
デザインと強度を両立できる点が評価されて採用
植物由来のイソソルバイドが主原料のバイオエンプラであるDURABIOは、高い透明性、優れた光学特性などの特長があるとともに、植物由来のポリマーでありながら、耐候性や耐久性にも優れた素材だ。
今回採用されたコンパクト容器は、見る角度や光で表情がゆらぎ、奥行きを感じる質感が追求されている。DURABIOと他の透明樹脂(PETなど)を組み合わせることで、その光学特性の違いによりパール調のデザインを表現できる。さらに、射出成形時の流れを生かすことで貝殻の模様のようなデザインとしている。
一般的に、異なる樹脂を組み合わせると強度が落ち、割れやすくなることがあるが、DURABIOが持つ優れた耐久性により、デザインと強度を両立でき、今回の採用に至った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
三菱ケミカルが柔軟性に優れるアセチルポリマーを開発、改質剤としても活用可能
三菱ケミカルは「エヌプラス(N-Plus)2023」に出展し開発品の新規アセチルポリマーを披露した。
三菱ケミカルGが化粧品容器の資源循環型モデル構築に向け、アルビオンと協業
三菱ケミカルグループは、化粧品容器の資源循環型モデル構築を目指し、高級化粧品の製造/販売を行うアルビオンとの協業を開始する。
三菱ケミカル 中国とフランスで難燃性コンパウンドの生産能力増強
三菱ケミカルは、ケーブル被覆などに使用されるポリオレフィンや熱可塑性エラストマーをベースとした難燃性コンパウンドについて、三菱化学功能塑料(中国江蘇省)およびMCPP France(フランス・ティフォージュ)において新ラインを設け生産能力を増強することを決定した。
三菱ケミカルが黒崎工場でのビスフェノールAの生産を終了
三菱ケミカルグループは、三菱ケミカル黒崎工場(北九州市八幡西区)におけるビスフェノールAの生産を終了することを決定したと発表した。
三菱ケミカルG、中国で価格施策が効果発揮せずMMAモノマー事業が低迷
三菱ケミカルグループは、2026年3月期第2四半期の連結業績の発表で、中国で価格施策が効果を発揮せずMMAモノマー事業が低迷している状況を明かした。
