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自分の膝関節を残す治療を強化、再生医療と骨切り術の2社が提携医療機器ニュース

ジャパン・ティッシュエンジニアリングとオスフェリオンバイオマテリアルは、再生医療と骨切り術を組み合わせた膝関節温存治療の普及に向けて業務提携した。両社の製品展開や共同プロモーションを開始する。

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 ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)は2026年7月27日、変形性膝関節症に対する再生医療と骨切り術を組み合わせた治療選択肢の普及を目的に、オスフェリオンバイオマテリアル(OSB)と販売に関する業務提携を締結したと発表した。同年8月から、両社の製品相互展開や共同プロモーションを開始する。

 J-TECは、患者自身の軟骨細胞を培養して製造する自家培養軟骨「ジャック」を展開しており、同年1月に変形性膝関節症への保険適用が認められている。OSBは、膝周囲骨切り術の手術機材を手掛ける医療機器メーカーで、吸収置換型セラミックス人工骨「オスフェリオン」や膝周囲骨切り術用金属インプラント「TriS」を展開する。

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自家培養軟骨「ジャック」 出所:ジャパン・ティッシュエンジニアリング
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膝周囲骨切り術用金属インプラント「TriS(トリス)」 出所:ジャパン・ティッシュエンジニアリング
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吸収置換型セラミックス人工骨 「オスフェリオン」 出所:ジャパン・ティッシュエンジニアリング

 今回の提携では、OSBがジャックの非独占的代理店として、自社の販路を活用して営業活動する。J-TECはジャックの納品実務をサポートし、自社の対象医療機関へOSB製品を紹介する。また、膝骨切り術に関する研究会への共同参画や、学会での共同展示、医療従事者向けの手技トレーニングの共同実施など、多角的な共同プロモーションも展開する。

 変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減ることで痛みや運動機能の低下を引き起こす疾患で、国内の有病者数は約2530万人と推定される。保存治療で改善しない場合の外科的治療には人工関節置換術や骨切り術があり、骨切り術は患者自身の膝関節を温存できる治療法として広く選択されている。一方、軟骨欠損を伴う症例では、膝関節への負荷軽減に加えて軟骨そのものへのアプローチを組み合わせた包括的な治療が求められていた。

 両社は今回の提携を通じて販売網を強化し、変形性膝関節症に対する膝関節温存治療の確立を目指すとしている。

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