ニュース
山善がスチーム式加湿器4万台超をリコール、熱湯が噴き出す恐れ:リコール製品情報
山善は、スチーム式加湿器「EKS-V3」のリコールを発表した。使用状況により、ふたを開けた際に熱湯が噴き出す恐れがあるという。
山善は2026年8月4日、「YAMAZEN スチーム式加湿器(EKS-V3)」のリコールを発表した。対象となるのは、ホワイト色の「EKS-V3(W)」、グレー色の「EKS-V3(H)」、ベージュ色の「EKS-V3(C)」。
使用状況により、まれにふたの吹き出し口から異音が発生し、ふたを開けた際に熱湯が噴き出す恐れがあることが判明した。ユーザーに対し、運転中や運転停止直後にふたを開けないよう呼び掛けている。
経済産業省のWebサイトでは、重大製品事故を契機としたリコール製品として公表されている(※注1)。重大製品事故とは、死亡や治療期間30日以上の重傷病、後遺障害、一酸化炭素中毒、火災に該当する製品事故を指し、製造/輸入事業者には事故を知ったときから10日以内の報告が義務付けられている。
※注1:重大製品事故に関する調査の過程で判明した事由に基づきリコールを行った製品も含む。
対象製品は2025年9月から家電量販店を中心に販売されており、対象台数は4万3121台。ふたを回収し、対策済みのふたと無償交換する。
該当の有無は、本体背面の製品ラベルに記載されたモデル名と色品番で確認できる。交換の受け付けは電話およびインターネットで行う。
山善は「今後、より一層管理体制の強化に努める」(「製品に関する大切なお知らせ」より)としている。
| 製品名 | モデル名 | 販売期間 | 販売チャネル | 対策措置の内容 |
|---|---|---|---|---|
| YAMAZEN スチーム式加湿器 |
EKS-V3(W/H/C) | 2025年9月〜2026年7月 | 家電量販店 | ふたの引き取り回収時に、対策済みのふたと無償交換 |
| 表1 対象機種と対応について 出所:山善 | ||||
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
使用中に発火、サーキュレーター10万台をリコール
経済産業省が公開しているリコール情報に基づき、2026年6月に公表された主なリコール対象製品とその実施理由についてまとめた。
エコキュートで約24万台の大規模リコール
経済産業省が公開しているリコール情報に基づき、2026年5月に公表された主なリコール対象製品とその実施理由についてまとめた。
「星のカービィ」食玩を自主回収、ボタン電池膨張で
バンダイは、2026年6月22日から販売している玩具菓子(食玩)「星のカービィ キャライト」(全7種)を自主回収すると発表した。一部商品でボタン電池の膨張により電池蓋が閉まらない不具合が確認されており、破裂や液漏れの恐れがあるという。
Francfrancが12万台の携帯扇風機をリコール 充電IC不具合で動作不良/発熱リスク
Francfrancは、充電式の携帯型扇風機「フレ スマートハンディファン(2025年製)」「フレ スマートハンディファン LITE(2025年製)」のリコールを発表。充電ICの不具合により、動作不良や発熱が発生する可能性があるという。
モバイルバッテリーでまたリコール、対象は41万台 経産省がアンカーに報告要求
アンカー・ジャパンが2022年12月〜2025年10月に販売したモバイルバッテリー1製品、スピーカー3製品の計4製品について、経済産業省はリコールが実施されたと発表。併せて、これまでの複数の重大製品事故報告やリコールの実施状況を受け、アンカー・ジャパンに対して管理体制/実施状況などに関する報告を要求した。
ユーザーに危害を加えない設計をしていますか?
連載「ベンチャーが越えられない製品化の5つのハードル」では、「オリジナルの製品を作りたい」「斬新なアイデアを形にしたい」と考え、製品化を目指す際に、絶対に押さえておかなければならないポイントについて解説する。連載第3回は、製品の設計に欠かせない考え方である設計品質のうち「安全性」を取り上げる。

