マザックが最大加工径910mmのCNC旋盤、大径および長尺ワーク向け:工作機械
ヤマザキマザックは、最大加工径910mmのCNC旋盤「SLANT TURN」シリーズを公開した。高トルク主軸と高剛性構造により、大径および長尺ワークの高速で強力な切削を可能にする。
ヤマザキマザックは2026年7月15日、大径および長尺ワークに対応するCNC(コンピュータ数値制御)旋盤「SLANT TURN」シリーズを公開した。同シリーズは、最大加工径910mm、最大加工長4099mmに対応し、高トルク主軸と高剛性構造により重切削を可能にする。
SLANT TURNシリーズは、機体構造に強力切削を支える高剛性ローラガイドを採用した。「SLANT TURN 500」「SLANT TURN 550」「SLANT TURN 600」の各シリーズでは、2段ギアシフトの変速方法を採用し、2つのレンジで高い主軸回転速度と大きな切削トルクに対応する。主軸トルクは7000N・m、主軸出力は45kWで、主軸貫通穴のバリエーションは直径185mm、275mm、320mm(オプション)、375mmを用意した。
「SLANT TURN 800」は、最大加工径860mm、最大加工長4033mmに対応する。強力ACメインモーターと主軸台内部の4段油圧ギアシフトにより、主軸トルク1万2174N・m、主軸出力60kWを誇り、大径ワークの強力加工を可能にした。主軸貫通穴は直径260mmと、オプションで直径560mmを設定している。
同シリーズは生産性向上のため、ミル加工に対応する回転工具主軸を備えたモデル「SLANT TURN 500M」「SLANT TURN 550M」「SLANT TURN 600M」も用意した。刃物台はボルトオン方式の標準仕様に加え、ミル仕様のVDI方式を採用している。
さらに、テールストックとの接近性を改善した自走式振れ止めをオプションで提供。テールストックは250mm突き出し可能なクイル(SLANT TURN 500、550、600シリーズ)や、最大35kNの油圧推力(SLANT TURN 800)を備え、ワークを強力に支持する。
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