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海に“還る”ルアー誕生、シマノとカネカのタッグで実現材料技術

釣り人の頭を悩ませている、「根がかり」によるルアー紛失は海洋プラスチック問題につながる。こうした問題を解決するルアーが誕生した。

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 カネカは2026年6月23日、生分解性バイオポリマー「Green Planet」が、シマノのルアーに採用されたと発表した。

「Green Planet」を使用したルアーの一例。商品名「Salvage Solid 70S」
「Green Planet」を使用したルアーの一例。商品名「Salvage Solid 70S」[クリックで拡大] 出所:カネカ

要求品質をクリア

 ルアーは一般的に汎用プラスチックで製造されるため、海や川で紛失すると、海洋プラスチック問題の原因となり、環境への負担が増えるリスクがある。一方、Green Planetは、石油資源に依存せず、環境に優しいソリューションを提供したいという思いを原点にカネカが開発した100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマーだ。微生物の働きにより、最終的にCO2と水に生分解される特長を備えており、マイクロプラスチックによる環境汚染問題の解決に貢献する素材だという。

 今回の製品では、シマノの高度な設計/製造技術とGreen Planetの材料特性を融合させることで、ルアーに求められる操作性や繰り返し使用できる耐久性といった要求品質をクリアし、開発に至った。

 シマノは、自転車の消耗交換部品や釣りざおのプラスチック梱包材など、使い捨てされる資源のリデュースに加えて、物流関連資材のリユースやリサイクルを通じて3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進し、資源循環と環境負荷の低減に積極的に取り組んでいる。

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