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カネカと大成建設が太陽電池を用いた外装発電システムの販売会社を設立:材料技術
カネカと大成建設は、共同開発した太陽電池モジュールで発電する外装発電システム「Green Multi Solar」を販売する目的でG.G.Energyを設立し、2024年4月から本格的に営業を開始したと発表した。
カネカと大成建設は2024年4月15日、共同開発した太陽電池モジュールで発電する外装発電システム「Green Multi Solar」を販売する目的でG.G.Energyを設立し、同月から本格的に営業を開始したと発表した。
両社はG.G.Energyを通じGreen Multi Solarの販路拡大、普及/促進を図ることを目的としている。今後、新築およびリニューアル物件の創エネルギー技術として、環境意識の高い企業や官公庁施設などに対し、Green Multi Solarを提案していく。
なお、G.G.Energyという社名には「Green Global Energy(グリーンなエネルギーをグローバルに広める)」の意味が込められている。
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