ソディック“三種の神器”でデータセンター需要追うも、中計は「それに頼らず」:製造マネジメントニュース(2/2 ページ)
ソディックは2029年12月期を最終年度とする新たな中期経営計画「Go Forward 2029」に関して、代表取締役 CEO 社長執行役員の圷(あくつ)祐次氏への合同取材に応じた。
ヒューマノイドも好機に? 次の50年を見据えた新理念
工作機械事業ではデータセンター以外にも、航空やエネルギー、医療、ロボットなど高い精度が求められる領域での伸長を図る。人型ロボットとして今、注目されているヒューマノイドも成長領域だ。ヒューマノイドの関節部分にはたくさんの減速機が搭載されている。その減速機に使われる部品の加工にも、ワイヤ放電加工機が使われる。
機械単体だけでなく、工程全体を最適化するソリューションを提供する。加工、搬送、測定の一体化による最適化やロボット連携による無人化ラインなどを提案していく。また、ワイヤ放電加工機の使用済みワイヤ電極線を回収し、ソディックでワイヤ電極線として再生させるワイヤ循環システムに取り組む。ユーザーからの問い合わせを一括して受け付けるサポートセンターも設立する。これまでは各支社で対応していたという。
ソディックは2026年8月に設立50周年を迎える。同年1月には、社名の由来になった社是「創造」「実行」「苦労・克服」の理念を基本とした、次の50年に向けた理念体系を制定。MISSION「お客様の課題に共に取り組み、新たな付加価値を生み出す」やVISION「全てのモノづくりの現場と共に歩み続けるパートナーになる」、VALUE「私たちのDNAに刻まれた創造力・実行力・困難を乗り越える力を原動力に、誠実に挑戦を続ける」、PURPOSE「創造力とイノベーションでモノづくりの未来を切り拓く」を発表した。
「モノづくりに取り組むお客さまがあってのソディックであり、彼らの課題やニーズに耳を傾け、開発していくという姿勢を込めている。次の世代の社員たちが仕事で壁にぶつかったり、悩んだりした際に、この理念体系に立ち返ることで“ソディックがどんな会社で、どのような理念の下で事業をしているのか”を再確認し、迷いなく進んでほしいという願いを込めた」(圷氏)
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