生成AIがPythonコードでファナックロボット操作「サイは投げられた」:FOOMA JAPAN 2026
ファナックは食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2026」において、ステンレス製パラレルリンクロボット「DR/8-16B Stainless」を使ったピザ搬送デモや、生成AIを活用して自然言語でロボットを操作するデモを行った。
ファナックは食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2026」(2026年6月2〜5日、東京ビッグサイト)において、ステンレス製パラレルリンクロボット「DR/8-16B Stainless」を使ったピザ搬送デモや生成AIを活用して自然言語でロボットを操作するデモを行った。
ステンレス製パラレルリンクロボットの新機種
DR/8-16B Stainlessは、可搬重量が8kg、動作範囲が直径1600mmとなっている。従来機種の「DR/6-12B Stainless」は可搬重量が6kg、動作範囲が直径1200mmだった。
食品業界では殺菌や洗浄のため酸やアルカリの強力な洗浄液が用いられることもあり、ロボット本体の外表の金属部品には全て耐食性に優れたステンレスを採用している。ロボット外表に露出するボルト類を極限まで無くし、隙間や凹凸のない滑らかな外観とすることで、汚れがつきにくく、清掃をしやすくした。高圧洗浄に耐える保護等級IP69Kに対応している。
会場のデモでは、ピザを模したワークをコンベヤーに流し、DR/6-12B Stainlessがカットする動作を、DR/8-16B Stainlessがピザをつかんで搬送する動作を、コンベヤーを止めずに行っていた。
生成AIを活用して、人の自然言語の指示でロボットを動作させるデモも披露した。
1〜6までの数字が書かれたシートの上に、色の異なる3つのサイコロが置かれており、人が「青色のサイコロを6番に置いて」などの指示を出すと、PC内の生成AIが内容を認識して、ロボットの動作に必要なPythonのコードを生成する。コードがファナックのロボットコントローラーに送られ、ロボットが動き始めるという流れになる。「ピンク色のサイコロを振って出た目の番号の上に置いて」といった指示も可能だ。「転がして」など微妙に異なる表現でも、指示通り動作することに成功した。
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