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住友化学が硫酸を5月1日から値上げ、価格交渉を開始:価格改定
住友化学は、硫酸の価格改定を実施するため、需要家との交渉に入る。価格改定幅は、濃度98%以上の濃硫酸が1kg当たり11円の値上げ、濃度70%以上の薄硫酸が1kg当たり9円の値上げとなる。
住友化学は2026年4月27日、硫酸の価格改定を実施するため、需要家との交渉に入ることを発表した。価格改定時期は、同年5月1日出荷分からを予定している。
同社の硫酸事業は、原料となる硫黄の価格上昇に加え、国内需要の減少と製造設備の老朽化に伴う設備維持や補修費が増加し、事業全体の採算が悪化している。そのため自助努力だけで増加費用を全て吸収するのは困難だと判断。安定供給を継続するため、価格改定を求めることとした。
価格改定幅は、濃度98%以上の濃硫酸が1kg当たり11円の値上げ、濃度70%以上の薄硫酸が1kg当たり9円の値上げとなる。
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