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半導体や航空宇宙産業の集積進む米国南西部に新拠点、マザックがサポート強化:工場ニュース
ヤマザキマザックは、半導体関連産業の投資拡大が相次ぐ米国アリゾナ州に、新たなサポート拠点として「フェニックステクニカルセンタ」を開設した。
ヤマザキマザック(以下、マザック)は2026年4月30日、米国アリゾナ州に新たなサポート拠点として「フェニックステクニカルセンタ」を同月28日に開設したと発表した。
近年、アリゾナ州ではTSMCやインテルをはじめ、半導体関連企業の拠点設立や投資拡大の動きが続いている。航空宇宙産業も集積してきており、設備投資需要の増加が見込まれている。
こうした中、マザックは受注が好調な米国市場において、南西部地域で成長が見込まれる半導体、航空宇宙、医療機器分野への販売、サポートを強化するため新たな拠点を設立した。
フェニックステクニカルセンタはマザックにとって85カ所目のサポート拠点となる。総延べ床面積1200m2でショールームやトレーニングルームを併設。施設内には日本の複合加工機や5軸加工機、米国生産機種など7台の最新工作機械を展示し、実機によるテストカットやトレーニングルームでのプログラミング講習などを実施する。
現地での式典に出席したマザック 代表取締役社長の山崎高嗣氏は「本テクニカルセンタを通じて、成長を続ける米国製造業に先進技術と地域に根ざした支援を提供し、お客さまの競争力向上と産業の発展に貢献していく」(リリースより抜粋)とコメントしている。
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