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アルミパウチを再び包装袋へ、剥離リサイクル技術で高純度フィルムを回収:リサイクルニュース
artienceグループの東洋インキは、剥離リサイクル技術を使用し、ディーエイチシーのサプリメント用アルミパウチの再資源化に成功した。
artienceグループの東洋インキは2026年4月7日、剥離リサイクル技術を使用し、ディーエイチシーのサプリメント用アルミパウチの再資源化に成功したと発表した。同成果は、同社を含む複数社の共同研究によるものだ。
同技術は、破砕した複層フィルムをアルカリ処理し、接着剤を溶解してフィルムを剥離し、フィルムの比重差を利用して分離することで、純度の高いポリエチレンフィルムを回収して再利用できる。ディーエイチシーの粒状サプリメントの包装袋に採用されているアルミ箔ラミネートフィルムは、アルミ箔と複数のプラスチックフィルムが一体化しているため使用後の分離が難しく、再資源化が困難とされていた。今回の共同研究では、廃棄予定のアルミパウチの剥離と再加工、物性評価、パッケージ適性検証を段階的に実施し、同技術により、実用レベルで包装袋として再生できることが確認できた。
artienceグループは、同技術のさらなる高度化を進めるとともに、パートナー企業との連携を通じて、アルミパウチを含む複合包装材のリサイクルモデル構築を推進し、包装材料の環境負荷低減と循環型社会の実現を目指している。
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