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東ソーが原料価格の高騰に伴いクロロプレンゴムを値上げ:価格改定
東ソーは、クロロプレンゴム全品種の価格改定を決定した。改定幅は現行価格から+80円/kg以上で、今後、原料やコストが大きく変動する場合は、追加の価格改定の可能性もある。
東ソーは2026年4月3日、クロロプレンゴム(CR)「スカイプレン」の価格改定を発表した。同年5月1日出荷分より、スカイプレン全品種の価格を改定する。
イランによるホルムズ海峡封鎖に伴い、原油と石油製品の供給不安によりブタジエン価格が高騰している。同社では、安定生産と安定供給へ向けて、さまざまな効率化を図ってきた。
しかし、自助努力のみではコスト上昇を吸収できない状況にあり、今後の事業継続と安定供給維持のために価格改定の実施を決定した。改定幅は、現行価格から1kg当たり80円以上となる。
今後、さらに原料とエネルギーコストが大きく変動する場合、追加の価格改定の可能性もあるとしている。
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