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最大4つの独立ツールヘッドを搭載したFDM方式3Dプリンタ「Creator 5」:3Dプリンタニュース
APPLE TREEは、最大4つのツールヘッドでマルチカラー造形の効率を向上させた3Dプリンタの予約販売を開始した。ノズル交換に伴う待機時間を短縮し、材料ロスの削減と高速造形を両立した。
APPLE TREEは2026年4月3日、Flashforge製のFDM方式3Dプリンタ「Creator 5」の国内予約販売を開始した。独立ツールヘッドを最大4つ搭載し、従来のマルチカラー造形における課題だった、切り替え時間や材料ロスの削減を図った。
Creator 5は、独立したツールヘッド構造を備える。これにより、フィラメントの切り替え時に発生するパージ工程を最小限に抑えると同時に、材料消費の削減を目指した。また、ノズル交換に伴う待機時間を抑制し、複数色で構成するマルチカラー造形の効率を改善した。
造形性能は、最大で600mm/sの造形速度と最大3万mm/s2の加速度を達成し、出力時間の短縮に寄与する。異なる素材を組み合わせるマルチマテリアル造形に対応し、サポート材や機能性素材を活用したことで、試作から実用部品の製造まで対応する。
通常価格は11万8800円(税込み)で、150台限定の早期予約割引価格は9万9990円(税込み)を設定した。予約注文分は同年5月中旬以降、順次発送予定だ。
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