3Dプリント技術によりヘッド剛性と軽量化を両立させたゴルフクラブ:3Dプリンタニュース
プーマ ジャパンは、3Dプリント技術やMIM製法を採用したゴルフクラブを発売する。航空宇宙産業でも使用する金属3Dプリント技術によって、従来の鋳造や鍛造では困難だった複雑な内部構造の形成に成功した。
プーマ ジャパンは2026年3月5日、COBRA PUMA GOLFより、3Dプリント技術とMIM(金属射出成形)を活用したゴルフクラブを発売すると発表した。アイアン2機種を同年3月14日に、パター2シリーズを同年4月4日に、それぞれ国内正規取扱店で発売する。航空宇宙産業でも使用する金属3Dプリント技術によって、従来の鋳造や鍛造では困難だった複雑な内部構造の形成に成功した。
アイアンの「3DプリンテッドMB」と「3DプリンテッドX」は、ヘッド内部にラティス(格子)構造を持つフル3Dプリントのワンピース構造を採用した。これにより、ヘッド剛性を保ちつつ軽量化した。
この軽量化によって確保した余剰重量を、ヘッドのトウとヒールに再配分し、タングステンウエイトと組み合わせることで、慣性モーメント(MOI)の向上と低重心化を図った。内部構造を調整し、ステンレスを素材としながらも軟鉄鍛造に近い柔らかな打感を目指した。
パターシリーズの「3DP TOUR」と「MIM」には、LA GOLFの特許技術であるDescending Loft Technology(DLT)を搭載した。フェース上部を4度、下部を1度とし、ロフト角を段階的に変化させることで、インパクト時の軌道に左右されず、理想的な1.5度の打ち出し角を安定してもたらす。
同社は、デジタル製造技術をゴルフクラブの設計に投入することで、ツアープロが求めるレベルの操作性と幅広い層のゴルファーが享受できる高い寛容性の両立を目指す。メーカー希望小売価格は、3DP TOURの各モデルが4万9500円、MIMの各モデルが3万8500円。
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