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約16%の軽量化と高い難燃性を両立した新コンパウンドを開発:材料技術
リケンテクノスは、電設資材向けの「低比重高難燃コンパウンド」を開発した。既存材料に比べて約16%軽量化した他、燃焼試験では5VA相当の難燃レベルを達成。アンチモンフリー、ハロゲンフリーで環境にも配慮している。
リケンテクノスは2026年3月24日、環境に配慮した、電設資材向けの「低比重高難燃コンパウンド」を開発したと発表した。軽量かつ扱いやすいため、施工性の向上や作業負荷の軽減に寄与する。
同製品は、既存材料に比べて約16%軽量化し、運搬時と施工時の作業負担を軽減できる。機器部品に使用するプラスチックの燃えにくさを評価する規格「UL 94」の燃焼試験では、2mm厚みの試験片に対して5VA相当の難燃レベルを達成。自己消火性に優れ、延焼などの火災リスクも低減する。
製品を構成する部材にアンチモンを使用していないため、環境リスクや資源制約、規制強化に対応する。また、ハロゲン化合物も含有せず、環境に配慮している。
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