ニュース
油付きPETボトルの再生材料を食用油容器の一部に使用:リサイクルニュース
日清オイリオグループは、キユーピーとの協働で、油付きPETボトルを水平リサイクルした再生材料を、一部商品に使用すると発表した。800gのPETボトル商品の一部に使用し、2026年3月から順次販売する。
日清オイリオグループは2026年2月13日、油付きPETボトルを水平リサイクル(ボトル to ボトル)した再生材料を、一部商品に使用すると発表した。キユーピーとの協働による成果となる。
油付きPETボトルのリサイクルは、洗浄工程で残る油により、再生材料の品質に影響を与えることを懸念して、社会実装されていなかった。両社は2024年5月から協働を開始し、それぞれの工場から排出された油付きPETボトルを使用した技術検証を実施。特定の資源循環スキームで、再生した容器の品質に問題ないことを確認した。
今回は、両社の製造工場で排出された油付きPETボトルを回収し、再生材料を製造。それを800gのPETボトル商品の一部に使用し、2026年3月から順次販売する。
今後も油付きPETボトルから再びPETボトルに戻す水平リサイクルや、その他の用途に活用する可能性について検討し、最適な資源循環スキームの構築を目指すとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
使用済み油付きPETボトルを回収する実証実験をイオンでスタート
キユーピーは、日清オイリオグループとともに、ドレッシングや食用油が付着したPETボトルの資源循環に向けて、イオンと協力し、千葉市内の「イオン」および「イオンスタイル」の8店舗で、2024年5月29日から使用済み油付きPETボトルを回収する実証実験を行う。
無印良品が無糖茶の容器を再生PETボトルに切り替え
良品計画は無糖茶のボトルをアルミ缶から再生原料を100%使用したPETボトルへ2024年11月13日からリニューアルする。
リサイクル工程のみで剥がれ個別デザインに対応するPETボトル印刷技術を開発
キリンホールディングスのパッケージイノベーション研究所は、リサイクルに対応する技術としてPETボトルに直接印刷できる「PETボトル ダイレクト印刷技術」を開発し、PETボトルリサイクル推進協議会に申請したと発表した。
使用済みPETボトル100%の再生PET樹脂製造技術を確立
アサヒ飲料は、使用済みPETボトルのみを原料とする再生PET樹脂を製造する、ケミカルリサイクルの仕組みを開発した。石油由来原料を使わずに、高品質なPET樹脂を製造可能になった。
三菱ケミカルがPETボトル事業から撤退
三菱ケミカルはPETボトル事業から撤退することを決定した。

