家電のノジマがロボットショールームにヒューマノイドや業務用を展示する理由:ロボット開発ニュース(2/2 ページ)
ノジマがロボットショールーム「MIRAI ROBO SQUARE(ミライロボスクエア)」を開設。広さはおよそ200坪で、コミュニケーションロボットから業務用ロボット、ヒューマノイドなどの多くを動態で展示している。
さまざまなロボットを間近で感じられる空間
MIRAI ROBO SQUAREで展示されているロボットは、生活支援/サービスロボット、コミュニケーションロボットなどが中心。ノジマの店頭でも扱われているような家庭用のロボットだけでなく、法人向けの業務用清掃ロボット、搬送ロボット、ヒューマノイドもあり幅広い。
入口から入ってすぐの場所には、シャープやユカイ工学、パナソニックなどのコミュニケーションロボット各種が並べられており、インフォメーションデスク上にもロボットが並ぶ。そこから奥にはGROOVE Xの「LOVOT」のスペースが設けられている。
コミュニケーションロボットの展示の右側には、CYBERDYNEの「HAL」や清掃ロボットをはじめ、大阪・関西万博のパソナパビリオンにも出展されていたセミヒューマノイドを使った「マスター・リモートシステム」(非売品)の展示/デモを行っていた。
その隣はヒューマノイドのゾーンで、今回はAgiBotの「X2」と、GA Roboticsが国内販売代理店となっているUBTechの「Walker Tienkung」(旧名称:Walker E Pro)が展示されていた。
その奥に進むとテムザックのモビリティロボットや、Doogの追従ロボットなどが展示されていた。一番奥には業務用清掃ロボット各種や搬送ロボットのゾーンである。
「コンサルティングブース」とされた椅子やテーブルが置かれたエリアの横ではHCIのロボットカフェシステムが出展されていた。ボタンを押すと水を持ってきてくれる(残念ながらコーヒーは飲めない)。
家電量販店としての強みを生かしたロボットビジネスとは
ノジマは「MIRAI ROBO SQUARE」をどのように活用していくのか。同所のセンター長を務める鈴木聡志氏は「ロボットを使うための快適なインターネット環境を整えることも含めて、家電量販店としての強みを生かして『総合的コンサル』のような事業を進めていきたい」と説明する。対象については手探りしながらになるが、まずは幅広く考えているとのこと。「MIRAI ROBO SQUAREに気軽に来ていただいて、触ってみて、試してもらいたい。その上で気に入ったものあれば購入していただければ。後は『こんなものを展示してほしい』という意見があれば取り入れて、よりよいショールーム作りをできたら」とのことだった。
展示されているロボットは今後、入れ替えなども予定されているが詳細は未定。商談のために訪れる人だけでなく、無料で予約不要なので誰でも気軽に訪れることができる。コミュニティー構築などを進めるかについても未定とのことだ。
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