ホンダが「CR-V」を3年ぶりに国内投入する理由「ブランドを奮い立たせる」:車両デザイン(3/3 ページ)
ホンダが新型「CR-V」を発表。2022年12月に国内販売を終了した5代目CR-Vから約3年ぶりの国内投入となる。国内展開するSUVの中で「先進/洗練」を特徴とする最上位の位置付けとなり、ラインアップも第4世代「e:HEV」を搭載するRSグレードのHEVモデルに絞った。
第4世代「e:HEV」に「ロックアップLow」を初採用
HEVに絞り込んだ新型CR-Vのパワートレインは、ホンダのハイブリッドシステムとして最新世代となる第4世代e:HEVである。第4世代e:HEVは2024年3月に国内発売されたアコードにも採用されているが、新型CR-Vでは市街地走行時でもエンジン走行に切り替えられる「ロックアップLow」を初採用している。これにより、市街地での緩加速や登坂など負荷が高まる状況でもロー側のギアでエンジンを直結させた高効率の走行が可能だ。
新型CR-Vのアピールポイントの一つとなっている四輪駆動システムは、リアルタイムAWDの電子制御の進化により、雪上だけでなく、オンロードにおいても走行性能が向上している。また、コーナリング時の前後輪の駆動力配分を、従来の60:40から最大で50:50まで後輪側を引き上げることで、旋回時の安定感とライントレース性を高めている。
ADAS(先進安全運転支援システム)の「Honda Sensing」は、先代の5代目CR-Vから大きく進化している。e:HEV RSに搭載するHonda Sensingは、5代目CR-Vと同じ3レーダー1カメラの構成だが、カメラの検知角度が50度から90度に、レーダーの検知角度が遠方で20度から30度、近傍で50度から120度に拡大している。さらに、e:HEV RS BLACK EDITIONは、5レーダー1カメラの構成で車両の周囲360度をレーダーで検知できる「Honda Sensing 360」を搭載する。
佐藤氏は「CR-Vの強みは、グローバルで極めて高い評価を得ているデザインを筆頭に、競合他社と比べて良い乗り味の走り、ライバルに負けない広さの荷室の3つを挙げられるだろう」と述べている。
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